ノウゼンカズラは夏の花ですが耐寒性が強く冬は落葉して越冬するので、庭植えで毎年花を楽しめます。
夏の暑さとともに花が次々と咲いていきます。
長く伸びた枝の先に、大きな花をいくつも咲かせる姿は、南国を思わせるような華やかさがあります。
つる性の花木なので、茎が長く伸び、壁や塀などにからみつきます。
ノウゼンカズラは茎から気根を出して壁や塀を這うように生長していくつる植物です。
この気根が建物の外壁を傷めるのではないか、というのが敬遠される理由の一つです。
大きくなり過ぎて困るようなら、適宜剪定をしてサイズの管理をするようにしましょう。
もう一つは生育旺盛で根を伸ばし株で生長する上に、こぼれ種からも発芽します。
ノウゼンカズラを庭に植えると予想以上に大きくなってしまう、植えた覚えがないところからも増えた、などというのがもう一つの理由です。
昔の図鑑には毒性があり、危険であると記されたものもありましたが、実際には、花を乾燥させて、漢方薬として婦人病や利尿剤として利用されており、毒性は確認されていないようです。
8月31日の誕生花だそうです。ノウゼンカズラの花言葉【花のある人生】。
女性の場合、専業主婦になるよりは、仕事をもったほうが個性をより発揮できるでしょう。
何かをやりとげる意志の強さは人一倍です。
わが家にもあり、大きくはありませんが、鮮やかな色で遠目でも目立つ素敵な花だと思います。