旬のお野菜や魚介類で作ったサックサクの揚げたて天ぷらは、本当に美味しいですよね。
家で作ると揚げてから時間がたったものはべちゃべちゃと油っぽさが増して、ちょっと食べただけで胃もたれ!
そんな中、NHKの「あしたが変わるトリセツショー」の揚げ物特集で放送していた耳よりな情報がありました。
衣に含まれる水分を減らすことで、時間がたっても揚げたて食感が続くんですって!
これを「さき油」方式というようです。
揚げる前に、衣の液に油を混ぜてしまうと「衣の水分を減らすこと」につながるそうです。
逆に脂っこくならないのでしょうか?
「さき油」には、衣の中にグルテンが作られるのを防ぐ効果があるとか・・・。
グルテンは衣の中に含まれる2種類のたんぱく質が水を介して合体してできますが、このグルテンが具材の水分を吸収すると時間が経った時衣をふにゃふにゃにしてしまうそうなんです。
その合体を防いでくれるのが、衣の液に入れる油。
まず水180CCに油大さじ3強(40gほど)を混ぜます。
そこに小麦粉100gを加えて、粉っぽさが残るくらいに軽く混ぜます。
お好みの具材に打ち粉をして軽くはたきます。
後は180度の油で揚げるだけ!(いつもより気持ち長めに揚げるのがポイントだそうです)
箸でつまんだ感じが圧倒的に軽いんです!そして衣が薄いのに、しっかりとサクサクとした硬さを感じました。