今日が最後の学習日。たくさんの手紙やお花、記念品を頂いた。
『先生だったから預けていたのに・・・」
何人かにそういわれると地元で何十年もやってきて、指導者冥利に尽きる。
「ありがとう」信頼関係を築けてきたことにただ感謝!感謝!
近いところで、教室の生徒を引き続き託す良い場所を探している。
引き継いでくれる指導者が不動産屋さんに行ったら、私の家をよく知っているという話しが出たそうだ。
「良い場所なんだけれども、高くて手が出ない。何とか話しをしてもらえないか」という連絡が来た。
その指導者とも親しくしているので、不動産屋さんに交渉に出かけた。
「Oさんに来られちゃあ、困ったなあ! 昔からの付き合いだし、あんたっちのおじいさんにも、だんなさんにも世話になってるから、何とかしたいけど、他との兼ね合いもあるしなあ・・・」/(-_-)\とても こまった顔をされた。
それでも、もう5000円、家賃をまけてもらえる事になった。
決めるかどうかは彼女の決断だが、これも信頼関係っていうことでしょうね。
長い年月、築いてきた信頼関係も気をつけないと、ちょっとした誤解、或いは裏切りで簡単に消滅してしまうこともある。
昨日ぱったり公民館で、親しくしていた友人に会った。
ずっと昔、その友人にあるビジネスを進められ、そのための資金だと言われて
うん十万円も支払った事がある。
数年経っても進展がないのに、毎年更新して費用を払うシステムにも疑問を感じ
それは戻ってこなくても仕方ないと思い、早いうちに途中で解約した。
それ以来ずっと彼女とも逢っていなかった。
『あの時はごめんね。その会社なくなったんだよ』
やっぱり詐欺だったようで、初めはお金が入った友人も大分損をしたようだ。
「私の払ったうん十万円はどうしてくれるのよ
」
と言いたかった。
しかし簡単に乗った私にも落ち度があるし、彼女も、良かれと思って親しい人に勧めていたのだろうから、『仕方ないよね』で終わった。
彼女の仲の良い友だちの一人は、すっかり怒ってしまい、それ以来、全く口をきいてくれないと言う。そりゃそうでしょうよ。
信頼関係もこじれたら手に負えないものだ。気をつけなくては・・・。