今日は大晦日です。
我が家では、毎年年越しそばは夕飯後四時間ぐらい経った十一時ごろ食べます。
忙しいおせち料理の合間を縫って作りますから大忙しです。
細く長いそばを食べるのはなぜでしょう?
そばは雨風に当たっても起き上がる強さから「捲土重来(一度失敗したものが再び勢いを盛り返すこと)」で、寿命を延ばして家運を伸ばす縁起物とされています。
又、その歯切れの良さから一年間の苦労や借金を、翌年に持ち越さないようにする為に食べるともいわれているそうです。
そばには五臓六腑のかすを取り去る効能があり、健康効果も期待できる事から、体内をきれいにして、新しい年を迎える為食べるという説もあります。
息子たちと私はざるそばが好きですが、夫は温かいおそばが好きなのです。
一人だけてんぷらを載せて食べるので、なかなか面倒です。(笑)
でもいわれを見れば、海老天には「長寿祈願」ネギは「労をねぎらう」。
紅白かまぼこは「めでたさのシンボル」、卵焼きは「金運や繁栄祈願」、油揚げには「五穀豊穣や商売繁盛、家内安全祈願」など古くから人々のさまざまな願いが込められているそうなのです。
だから夫の食べ方の方が理にかなっていると言えますね。
年越しそばは、大晦日であれば何時に食べてもOKだそうです。
両年にまたがって年越しそばを食べると、ゲン担ぎの効果が薄れてしまうだけでなく、新しい年にお金で苦労するという言い伝えもあるので、年を越すまでに残さずきれいに食べるのが良さそうです。
だったら夕飯に食べれば食べ過ぎにならないし、食事担当としても楽ですよね!
今年も夕飯が済んだので、もう少ししたら年越しそばの支度に入ります。
皆さま一年間お世話になりました! どうかよいお年をお迎えください。そして来年もよろしくお願いします。