『唾液』も『よだれ』も『つば』も口から出る液体のことを指しますが微妙に違います。
『よだれ』は、無意識のうちに口の外に流れ出る唾液です。特に赤ちゃんが多く分泌します。
口の中が乾燥したり、興奮したりすることによって分泌される唾液の事です。
唾液の成分は、食性と関連があり動物によって異なります。
人間の場合、アミラーゼ・マルターゼなどの酵素を含み、澱粉を一部消化します。
消化を助けるために分泌される唾液のことを指し、食べ物を噛むときや話すときに出ます。
唾液をいっぱい出すにはよく噛むこと。それが、口の中をキレイに保つ基本なのだそうです。
唾液には傷ついた組織を修復する成分も含まれており、口内の傷の治癒を促進します。
唾液は医学的な用語であり、つばは口語表現で『つば』と「唾液」は、類語です。
唾液には消化を助ける酵素が含まれており、『つば』は普段は少量ですが、食べ物を噛むときや話すときに増えます。また、口の中を潤す役割も果たしています。
唾液を作るのは「唾液腺」口の周りに3カ所あります。
唾液量が減れば、これらの作用が弱まってしまうことになるのです。
唾液が1日にどのくらい作られるか知っていますか?
なんと1.5リットル500ミリリットルペットボトル3本分にもなるそうですよ。
この量は、1日に作られる尿の量とほぼ同じだと・・・。
唾液のおさらいをすると・・・。
(1)歯の再石灰化を促す、(2)消化酵素で食べ物を消化する、(3)抗菌作用で菌の繁殖を抑える─という三つの大きな機能があるのが唾液になります。
唾液は、口の健康を保つのに不可欠な存在で、大切なのですね。
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