生活全般において『誰かをアテにしない人』には「ひとり力」があるのです。
ひとりでも、楽しく生きる力がある、ないを判断するには、「健康、金銭感覚、行動力、人つき合いの、4つの観点からチェックしてみてください!」
四項目のすべてが満点に近いという人は、そうはいないと思います。
おそらく、1つか2つは点数の伸びない項目があるのでは?
だったらそこを意識的に変えていけばいいんです。目をそむけずにね」。
ノンフィクション作家・松原惇子さんがアドバイスされている。
ひとりで楽しく生きるには、まず心身の健康が不可欠です。
体にいいこと、何かしていますか?
時間があったら「健康面」についての診断にいまからお付き合いしてみてください。
健康についての10の質問に答え、【はい】=3点、【いいえ】=0点、【どちらともいえない】=1点として、合計点を出してください。
❶実際の年齢より若く見られる
□ はい □ いいえ □どちらともいえない
❷ストレッチやウォーキングなど、毎日何か運動をしている
□ はい □ いいえ □ どちらともいえない
❸自分なりのストレス解消法がある
□ はい □ いいえ □ どちらともいえない
❹10年前と服のサイズが変わっていない
□ はい □ いいえ □どちらともいえない
❺毎日よく眠れる
□ はい □いいえ □ どちらともいえない
❻乗り物を使うより、歩くのが好き
□ はい □ いいえ □どちらともいえない
❼お酒は飲まない
□ はい □ いいえ □どちらともいえない
❽昨年の冬、インフルエンザなどの感染症にかからなかった
はい□ いいえ □ □どちらともいえない
❾頼 れるかかりつけ医がいる
□ はい □ いいえ □ どちらともいえない
➓健康を第一に考えて、食材や調理法を選んでいる
□ はい □ いいえ どちらともいえない
【20点以上の人】現状維持でOK。これ以上自分を追い込まないよう気をつけて!
健康状態は良好で、体調管理もしっかりできているよう。
もともと体を動かすのが好きだったり、あるいは料理を作るのが得意だったりということもあってか、自分なりの「元気習慣」が身についているようです。
現状維持で問題ないと思いますが、1つだけ注意して欲しい事があります。
それは「ストイックになりすぎない」こと。
ルーティンとして日々実行している事でも、体調が優れない日、気分が乗らない日は思い切ってお休みして。
年齢を重ねた体に無理やがまんは禁物です。
自分の感覚以上に負荷がかかっている事も・・・。
【10〜19点の人】すき間時間にできるちょっとした健康習慣を見つけて実行!
健康寿命を延ばすために何かしなくちゃ……と思ってはいるけれど、なかなか始められない、あるいは日々の忙しさから続かないのではないでしょうか?
何か特別な事をする必要はありません。
すき間時間にできそうな、ちょっとした健康習慣を探してみてください。
たとえば、「毎日決まった時間に体重計に乗る」だけでも、体調管理に役立ちます。
また最近話題の「菌活」「腸活」を意識して、発酵食品を1品、食事に取り入れてみるなど。「継続は力なり」です。
ひとり力アップの為に、もうひと頑張りしましょう!
【0〜9点の人】過信せず、自分の心身ともっと謙虚に向き合ってみては?
同年代の人と比べても体力がある、これまでに大きな病気をした事がないなどの理由から、自分の健康を過信していませんか?
見た目は元気で若々しくても、体は年相応にくたびれています。
もう少し謙虚に、自分の健康と向き合ってみてはいかがでしょうか。
面倒がらずに自分の足で歩く、バランスのとれた食事を心がけるなど、「健康的な生活の基本」にのっとった毎日を心がけて。
それで病気のリスクがゼロになるわけではありませんが、コツコツ続ければ、きっと成果を感じられる日がくるはず。
「健康維持」は、ひとり力の要です。
「健康的な生活の基本」にのっとった毎日を心がけて、 ひとりであることに慣れ、ひとりである事に腐らない。
「つらいときは病院に行って薬をもらえばいいし、歩くことが難しければ人の手を借りる。」
その時に応じて、自分に必要なものを取り入れていけばいいんだから・・。
でも、生きているかぎり、自力がゼロになることはありません。
毎日自分で工夫しながら、少しずつでも自力を増やしていく。
それが自分にとっての健康学を打ち立てる事なのです。
そして何より、健康でひとりを楽しみましょう。