旧盆最終日、非常に強い台風7号が、午後以降に非常に強い勢力で関東・東北地方に接近して東海道新幹線は計画運休しています。
帰省の人にはいろいろ影響があるでしょう。
しかしこちらは日中相変わらず暑い日でした。 ちょっと動くだけでどっぷりと汗が出ます。
暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて暑さに強くなります。体が暑さに慣れることを「暑熱順化」と言うそうです。
人は運動や仕事などで体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇します。
体温が上がった時は、発汗による気化熱や、心拍数の上昇や皮膚血管拡張によって体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で、体温を調節しています。
この体温の調節がうまくできなくなると、体の中に熱がたまって体温が上昇し、熱中症が引き起こされるのです。
暑熱順化が進むと、発汗量や皮膚血流量が増加し、発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散がしやすくなります。
日常生活の中で、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。
帰省や移動などで休みの間に疲れている事で お盆明けは暑熱順化が戻ってしまう場合があるそうです。
せっかく一度暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると暑熱順化の効果はなくなってしまうそうです。
自分が暑熱順化できているかをいつも意識し、まだ暑熱順化できていない時には、特に熱中症に注意する必要がありますね。