今日は土用の丑の日。
子供の頃からうなぎは大好きなので、今年はちょっとした贅沢として鹿児島県産の肉厚うなぎを買った。
以前はこの時期、炭を起こして炭火焼きにしていたものだ。
カリッと焼けるし、余分な脂も落ちるので本当においしい。
家でこんなおいしいものが食べられるなんて!・・・。
土用の丑の日以外でも好きなので時々スーパーで買ってくる。
しかし炭火は面倒だし、だんだん手抜きになっていった。
そんな中、夫は今年になって「うなぎは食べたくないなあ!」と言い出したのだ。
スーパーなどに並んでいるウナギの蒲焼きは焦げ目がついていてたれもついている。
しかし見た目のわりにおいしさがいまいちだと私も残念に思っていた。
ただ温めているだけの私の手抜きのせいかもしれない。
そこでひと手間!
①美味しそうな見た目にするためにつけており、味が良いわけではないから市販されているうなぎの蒲焼のタレをまず洗い流す
②フライパンにフライパン用のアルミホイルをしき、①を置いて酒をふりかける。
皮面を下にして、重ならないようにうなぎをフライパンに並べやすい大きさに切る
②ふっくらと蒸し焼きにするには、酒を加えて弱火~中火でじっくり加熱し、酒が煮立つまで、蓋をせず中火で加熱する。
③ 蓋をして、3~4分蒸し焼きにする。
フツフツと弱く煮立った状態で、蓋をして蒸し焼きにするとよい。
④酒が沸騰するまで加熱する
酒が蒸発すると、焦げ付いてしまうため注意が必要。
強火で加熱したり、蓋をし忘れたり、フライパンが大きすぎたりする場合は、酒が蒸発しやすくなる。
途中で酒がすべて蒸発してしまったら、洗ってから大さじ1程の料理酒を追加して蒸す
⑤たれを加えて煮立たせる
⑥お好みでかば焼きのたれや、さんしょう粉をかけてお召し上がり♪
材料 (1人分)
鰻の蒲焼(冷凍品は解凍)半身
水大さじ2
酒大さじ1
市販の蒲焼のタレ適量
実際に食べた感想は、酒をかけて加熱したことで、市販のうなぎのかば焼きの臭みが消えていて、かなり食べやすくておいしく仕上がっていたように思う。
うなぎの身がやわらかくふっくらとしていて、お店で食べるものと遜色ない印象だった。
手をかければおいしくなるものである