昨日は春の嵐でした。
その影響で今日もうねり、波とも高いです。
大津波の被害を受けてから8年。
防潮、防波堤も再建され、地区の復興事業は終わりました。
塩屋崎燈台のある、豊間、薄磯地区の復興事業もほぼ完了したようです。
こちらは薄磯漁港。
原発事故から8年経っても本格操業には至っていません。
大部分の魚種が漁獲可能になりましたが、今だ試験操業の段階です。
試験操業で漁獲された魚は、ここの漁港に一元的に水揚げされます。
やっと競りによる取引が始まりました。
価格は以前より改善されたようですが、他産地に比較し安いです。
福島県産の食品を拒否する人が、今だ20%近くいるのが現状です。
放射性物質の検査がしっかり行われていることを
知らない人が半数近くいるのも驚きです。
他県では汚染土壌等を、福島に搬入するよう求める人たちもいます。
汚染水の海洋投棄を巡っては、地元との間に大きな乖離があります。
8年経っても解消されない風評被害考えれば当然のことです。