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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

菜園の今

2024-01-16 | 田舎の風景など
 

   芽キャベツが大きくなってきました。

収穫開始です。

 芽キャベツというとシチュウのイメージですが、縦半分に切ってバターで

ソテーすると甘みが増し、肉料理の添え物に合います。

 ピクルスにしても美味しいです。
 


    低温でキャベツの生育も止まって、葉が紫がかっています。

この夏の高温で一回目の育苗を失敗したつけが回ってきました。
   
 やはりお彼岸までの定植は必須です。

 
 ブロッコリーは低温でも生育順調です。


 低温の影響で花蕾が紫色になっています。

これは植物の低温に対する防御反応で、アントシアン系の色素を沈着させ

低温の影響を避けると共に、糖度を上げて凍害を防ぎます。

したがって、紫色のブロッコリの方が糖度が高く美味しいです。

これはキャベツでも同様です。

 なお、アントシアニン系の色素は加熱すると無くなり、

鮮やかな緑色になります。



 現在栽培しているブロッコリーは頂花蕾と側枝花蕾の兼用種ですので

頂花蕾(最初の大きなブロッコリー)を収穫したあとも脇から花蕾が

発生してきます。
 
 ブロッコリーの専業農家では頂花蕾専用種を使いますが、直売農家や

家庭菜園では長期間収穫出来る兼用種がお勧めです。

 則枝花蕾の方が柔らかく美味しいと言う方も多くいらっしゃいます。

私も家族も則枝花蕾が好みで、電子レンジでの加熱(簡単、栄養価の損失減少)

がお勧めです。



今年こそは平和な年でありますように

2024-01-01 | 田舎の風景など

 明けましておめとうございます。

今年こそは争いの無い平和な日々が戻ることを願っています。

今朝は5時起床、6時からの新年の鐘をつくために菩提寺に。

6時から20秒間隔での鐘つきのタイムキーパーと

108回の鐘つきの計数のための菓子袋を渡す役目でした。

(108個の菓子袋を用意しておき、鐘をついた人に菓子袋を渡し数を数えます)

10年前までは除夜の鐘で、午前零時からの鐘付きでしたが、「鐘の音がうるさい」

との苦情で朝6時からの新年の鐘になりました。

 地元の住民からは除夜の鐘でないと意味が無いとの声が多くありまりましたが、

少数ながら反対意見にも配慮することで新年の鐘になりました。

 各個の許容範囲がだんだん狭まっていくことに、一抹の懸念を持った新年の鐘でした。

 


菜園の今

2023-12-13 | 田舎の風景など

 秋冬ネギの3月播種、4月定植のロットです。

この夏の異常高温により、根腐れが発生、欠株が非常に多くなりました。

こんなのは初めての経験です。

 こちらは4月播種、5月定植のロットです。いくらか欠株が見られますが3月播種よりは

かなりましです。

 ネギは27度以上になると生育が停止します。

地温が30度をこえると根に障害が発生するようです。

また、生育のステージと温度感作の影響も関係もあるようです。

周りを見渡しても播種時期の早かった物ほど影響を受けているようです。

 こちらは来年7月~8月収穫用の夏ネギです。

生育は順調です。

 サヤエンドウ、スナップエンドウ、グリンピースの畝です。

 この程度の苗が越冬には最適のようです。

 ブロッコリーの第1ロットは高温で全滅。

これは3週間遅らせた第2ロット、収穫が始まりました。

 


注連縄作り

2023-12-06 | 田舎の風景など

 毎年恒例の注連縄作りです。

集落の自治会役員、OB、神社総代等が集会所に集まり、地元の八幡神社と集会所関係の注連縄等

を作ります。

 材料の稲わらが運び込まれました。

コシヒカリの稲わらです。コシヒカリは稲わらが長いので注連縄作りには最適です。

 太い注連縄はベテランと初心者の2人がペアーとなって作成します。

このことで技術が伝承されていきます。

 こちらは神社の結界用の太い藁縄。

 こちらは注連縄作りに使う細い藁縄作り。

 できあがった注連縄のけばを取り、きれいにします。

 注連縄の末端の飾り房を付けます。

 昼食兼、直会(締めの飲食)。

直来は作業終了後に開くのが普通ですが、時間節約のため昼食を兼ねました。

 作業終了後の記念撮影。

6m一本、4m2本、3m2本、2m一本、集会所玄関飾り、神社結界用の藁縄が20m

が完成しました。

 コロナ前は、毎回他の地域から技術の勉強に来ていました。

これだけの注連縄を購入すると20万円以上します。

 技術の伝承を続けていきたいものです。

 


菜園の今(第1圃場)

2023-11-09 | 田舎の風景など

 第1圃場は集約的な作物です。

タカノツメが色づいてきました。

 来週からキャベツの収穫開始です。

 芽キャベツの葉欠きの作業が待っています。

 葉大根です、3週間間隔で播種したのですが高温のため生育が追いついて

しまいました。

 右の畝はおでんに最適な三太郎。

左は中まで赤い赤大根「紅くるり」です。

 「紅くるり」も収穫開始です。

 

 

 


玉ネギの定植

2023-11-03 | 田舎の風景など

 三日かけて玉ネギ1500本の定植が完了しました。

 玉ネギの育苗です。

発芽率・育苗率・健苗率を総合すると定植可能苗は75%、定植本数の25%増しで

育苗する必要があります。

 苗の根本が5mm程度になってきましたので定植開始です。

 セル苗での定植ですので、マルチに植え穴を掘ります。

セルの形に整形した棒で穴を開けます。

 穴開けの様子です。

 ホークをセル苗に差し込みます。

 引き抜くとセルの形に根がまわった苗が抜き取れます。

このまま定植穴に移植します。

この方法ですと、500本の苗の定植が2時間弱で行うことが出来ます。

路地の畑での育苗・採苗・定植の約5倍のスピードです。

 定植の終わったマルチの植えを赤とんぼが雄雌ペアで群れています。

 雄が雌の首を捕まえていますので、産卵行動です。

たぶんビニールマルチの反射を、水面と勘違いして産卵活動を行っているのだと

思います。

 かわいそうな気もしますが・・・・・・。

近くに用・排水路がありますのでそちらでも産卵するのでしょう。

 


菜園の今(第2圃場)猛暑の影響が・・・

2023-10-25 | 田舎の風景など

 ブロッコリーの区画です。

この夏の猛暑で第1ロットは全滅。

第2ロットと第3ロットが成育中ですが、収穫が一ヶ月後にずれました。

 葉物野菜の区画です。

 小松菜の第1ロット。

収穫最盛期です。

 リーフレタス

 春菊とからし菜

 小松菜の第2ロット。

第1ロットより3週間遅らせて播種しました。

例年ですと第1ロットが終わった頃、第2ロットの収穫が始まりますが

今年は9月、10月の気温が高く、生育が追いついてしまいました。

 秋冬ネギです。

猛暑により根がやられたため、欠株が多くなっています。

特に3月播種4月定植の第1ロットは1/4程度が欠株となり、大幅減収です。

全国的な傾向のようで、ネギが高騰(小売りでネギ一本100円)しています。

この冬はネギの価格は高いままでしょう。 

 夏野菜の残渣整理の毎日です。

コンポストの上部で1m20cmになりました。

 防護ネットを柵の外に展帳した結果、イノシシの侵入はありません。

ネットの外にはイノシシの足跡がありますので、充分効果があったようです。

 

 


イノシシが第2圃場に侵入

2023-10-20 | 田舎の風景など

 朝、第2圃場に行ってみると菜花の脇に足跡が。

偶蹄類特有の蹄の跡がありますので、これはイノシシに入られたと思いました。

 圃場を見回ると、一カ所が掘り起こされていました。

ここは一週間前までサツマイモが植わっていた場所。

サツマイモの臭いをかぎつけ掘り起こしたようですが、残渣程度しか残っていないはず。

 そのあと玉ネギ予定地の畝を横切りカボチャの区画へ行ったようですが、

先週カボチャはすべて収穫済み。

 約10mにわたり掘り返されていました。

 こちらの足跡は足跡も小さく、歩幅も短いのでたぶん子供のイノシシ。

 侵入経路をさがしたところ、南側の防風ネット下がめくれ上がっており、深いヒズメ跡

有ることからここが侵入経路と断定。

第2圃場は約30アール(3000㎡)あり、アグ友と使っています。

アグ友と相談し、防御対策をすることにしました。

 30mある防風ネットの外側にネットを敷くことにしました。

野生動物の足裏は角質化しており、ざらざらしています。

それがネットに引っかかるため、野生動物はもちろん動物はネットの上を歩くことと

非常に怖がります。

 その性質を利用して防護柵の外側にネットを展帳しました。

 半分は防獣ネット。

 半分は防鳥ネット。

防獣ネットでも効果はあるはずですが、一般的に細い糸の網をふんわり設置

するのが良さそうです。

 その意味では刺し網漁に使う、刺し網が手に入ればベストです。

 第1圃場は防獣ネットで全周を囲ってありますが。下から潜りこまれるようで

あれば外側にネットを展帳します。

 当圃場は近くの里山から400mmの位置にあります。

里山近くの畑では数年前からイノシシの被害が相次ぎ、箱罠を設置し数頭捕獲しています。

しかしそこから住宅地域を抜け、市道を渡り舗装道路をここまで来るとは思っても

いませんでした。

 山では相当食料が不足しているのかも知れません。

 


ジャンボ落花生(おおまさり)の収穫

2023-10-18 | 田舎の風景など

 生食用(茹でて)の落花生「おおまさり」の区画です。

カラスの食害を防ぐため、側面と上面には黒いテグスを張り巡らせてあります。

銀色の反射材が絡んでいますので、注意してみると分かります。

 マルチを破り、茎葉部を引き抜きます。

 株の根本から熟した落花生を収穫します。

落花生の熟度はばらついていますので、殻のしわがはっきりした物を収穫します。

落花生の花ぼうはマルチを簡単に突き抜けますので、マルチを剥がして採取します。

    おおまさりは生食(茹でて)で食べる落花生です。

 水洗いして3%の食塩水で圧力鍋で5~6分、普通の鍋で35~40分茹でて

出来上がりです。 


サツマイモを収穫

2023-10-14 | 田舎の風景など

 4品種のサツマイモを収穫しました。

 3畝の内、紅はるかと、紅東の2畝は昨日までに収穫完了。

今日は一番右側の畝の「シルクスイート」と「パープルスイート」の収穫です。

 つるを刈り取り、マルチを剥がして掘り取りです。

これはシルクスート。

 つるはコンポストの枠に詰め込み枠を上げながら積み上げます。

来年の堆肥になります。

化成肥料が3年前の2倍以上と高騰していますので、圃場残渣は堆肥の貴重な原料です。

 軽く水洗いして濡れ縁で乾燥させます。

手前は玉ネギ3種と夏ネギの育苗です。

 4種類のサツマイモ合計で約150kgの収穫です。

 紅はるか、紅東よりはるかに美味いので「紅はるか」と名付けたとか?

しっとりネットリ系で人気上昇中です。

特に干し芋を作るには最適の品種です。

 おなじみの紅東、ポクポク系でおなじみの品種です。

 パープルスイート、爽やかな甘みの紫芋です。

チップにしたり、スイートポテトにしたり、お菓子作りの一に人気です。

 シルクスイートです。

ほどよい甘みと滑らかな舌触りが人気のネットリ系の品種です。

焼き芋では一番人気かも?

 こちらは紅東で見られた変形です。

 こちらも5本のサツマイモが結合したようになっている変形です。

原因としては夏の異常高温で芋の生長点が融合していまい、接合した形になったのかも

知れません。

紅東で数%、紅はるか1%以下、その他の品種では発生しませんでした。

異常高温の夏に多く発生し、紅東での発生が多いようです。

 こちらは商品価値を低下させる虫食いの跡です。

原因はコガネムシの幼虫による食害です。

 スープ、スイートポテト、きんとんなどの加工用として値引き販売です。

 


玉ネギ3種の播種を完了

2023-09-25 | 田舎の風景など

 玉ネギ3種類の播種を行いました。

早生品種のソニック、赤玉ネギの赤玉の極、中晩生のネオアースです。

 128セルのセルトレイに1粒ずつ播種します。

 使う道具は「カリカリ君」、根本のギザギザを爪でこすると一列に整列した種を

一粒ずつ落とすことができる優れものです。

 128セルのセルトレイ16枚の播種完了です。

128×16で2048セルに播種しました。

発芽率・育苗率で80%を見込んで1600本程度定植できれば良いのですが。

 


花オクラを食す

2023-09-11 | 田舎の風景など

 花オクラ(トロロアオイ)の花です。

大きい物は直径25cmほどになります。

元々は和紙をすくときの糊として使われていました。

 花を摘み取り、がくと花柱をとり、80度程度のお湯にくぐらせます。

 直ちに冷水に摂り急冷

 水をきります。

 菜園のキューリ、モズクと合わせて酢の物にしました。

シャキシャキした食感と、ヌメった味わいが楽しいです。

 


菜園の今(秋冬野菜の準備)

2023-08-29 | 田舎の風景など

 第1圃場で秋冬野菜の定植準備を始めました。

マルチは芽キャベツ、左側は大根2種類の畝です。

 キャベツの定植用マルチ

 ミニ白菜用のマルチ、右はズッキーニの第2ロット

 キュウリの第3ロットは地這い栽培にしました。

10月初旬までの収穫を予定しています。

 秋冬野菜の育苗です。

通常ですと右上のようなセル苗を定植するのですが、

今年の異常高温下では無理ですので、いったんポットに植え替えて

大苗にしてから定植することにしました。

 異常な高温と雨不足で作業日程が立たないのがつらいです。


台風七号の影響で盆踊りが中止

2023-08-14 | 田舎の風景など

 菩提寺の役員をしています。

今年はコロナの影響で三年間開催されていなかった盆踊りを行うことになりました。

当寺では一年おきに開催されてきており、今回は17回目のはずでした。

 櫓も10日ほど前に、作成した頭領のもと信徒・役員14名で3時間ほどかけて

組み上げました。

 後は前日に提灯を設置、紅白の幕の飾り付けをするだけになりましたが、

台風七号の影響で毎日降雨があります。

予報では14,15日は雨の予報、13日早朝急遽3役とご住職で協議。

結論として中止となりました。

 13日は盆迎えで檀家さん等、多くの方が訪れますので、急遽中止のお知らせを

作り、寺境内等6カ所に掲載しました。

その後案内状を送付していた方々への連絡に奔走。

3ヶ月かけて準備していた物が台風で吹き飛ばされました。

今週末に、櫓の木材が乾いてから、分解・撤収となります。

台風の被害が大きくならないことを祈るばかりです。


いわき花火大会(小名浜)後半

2023-08-08 | 田舎の風景など

後半の画像です。

最後に撮影データ等を記載しました。

 

 80回大会の2万発には及びませんが、何とか見応えのある花火でした。

      撮影データ

 Nikon   デジタル一眼 三脚・レリーズ使用

 レンズ  18~105mm  F 3.5~5.6 

 ISO          200

 F値          8~22

 シャッタースピード   バルブで2~7秒

 フォーカス       ∞

 

 

      実際の撮影

  10号玉など単発    F8   2~3秒

  集合・連発花火     F22  4~7秒

 この日は南の風6m程度の海風が吹いていました。

花火には2~3mの風があると煙が流され、花火が綺麗に見えるとされています。

この日は6mですので煙による見づらさは全くなく、クリアーに見えて良かったのですが

花火が流された画像が多くなりました。

 小名浜港の打ち上げ場所は沖防波堤(会場の南側)、第1埠頭(会場の東側)でしたので、

第1埠頭からの打ち上げではかなり花火が流されていました。

 それにしても4年ぶりのフルバージョンに近い花火を見られて良かった。

帰りの渋滞は覚悟はしていたもののきつかった!!!