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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

猪苗代湖のしぶき氷

2007-03-03 | 会津の風景



2週間ほど前になりますが、かなり強い寒気が入り、金曜日は吹雪となりました。

 今年は暖冬で吹雪はほとんどありませんでした。

 猪苗代湖が吹雪になると、湖のしぶきが飛ばされ、雪と一緒に木の枝などに凍り付き、「しぶき氷」になります。

 吹雪の収まった翌朝はとても綺麗な氷の造形になります。

 この造形を狙ったツアーもあり、観光客に人気です。

 ところが今年は暖冬、「しぶき氷」ができず。開店休業です。

 私も秋からこの画像が撮りたくて、一度ロケハン(ロケーションハンティング、つまり撮影ポイントを探すことです)を行っていました。

 やっと吹雪がきましたので、翌日早朝撮影に出かけました。


 例年の「しぶき氷」に比べるとスケールは小さいのですが、今年は撮れただけでも感謝です。

 以降の画像について、説明は不要だと思います。

 ご覧下さい。
















  防波堤も下の砂利も凍り付いていてツルツルです。

  スニーカーなどでは歩けません。


























 防波堤から湖に降りる階段です。

 左が自然のままです。このままでは降りられません。

 スパイク付きの防寒長靴で、氷を砕きながら降りました。

 降りるだけで5分近くかかりました。

 撮影に来られる際は、装備をしっかりして来てください。









  氷の造形は逆光が似合います。

  露出の補正が難しいですが、お試し下さい。










  左が野ウサギ、右がイタチの足跡でしょうか?



車窓から

2007-02-25 | 会津の風景
今回は磐越西線と東北新幹線を使いました。
いつも車ですので、電車の窓から見る景色が新鮮に見えます。

はて?磐越西線に乗ったのは何時以来でしょうか?
記憶にありません。

狩人の最新曲が磐越西線だとか?

吹雪が創る芸術

2007-02-17 | 会津の風景

昨日の朝は吹雪でした。
仕事で福島市まで行ったのですが、高速道路はストップ。

一般道はミラーバーン、スケートリンクのようにツルツルでした。軽くブレーキを踏んでも直ぐにABSが作動しました。

道路脇の田んぼには何台も、車が雪を被っていました。 通常なら1時間ちょつとですが、昨日は3時間。
つかれました。

しかし、今日はウキウキです。

吹雪の芸術が見られるかもしれないからです。

吹雪で猪苗代湖の水しぶきが飛ばされ、雪と一緒に木の枝などに付着し、凍りつきます。
その造形が素晴らしく、以前から狙っていたのですが、この暖冬です。諦めていました。

もしかしたなら、観られるかも?

秋のうちにロケハンをしておきましたので、狙いの撮影スポットにいきました。
今日は気温が高く、溶け出していましたが、何とか撮影できました。

雪の大内宿

2007-02-11 | 会津の風景
 

  前から行きたかった、「雪景色の大内宿」にいってきました。

 御薬園、会津鶴ヶ城の撮影を終えたのが11時すぎです。

 吹雪も収まって来ましたので、このまま「大内宿」に向かうことにしました。





 会津若松から下郷町に向かう道路は、除雪されていないため雪が氷りになってガタガタ道でした。

 ところが国道から大内宿に向かう道路に入ると、綺麗に除雪されており、さすがだなと思いました。





 綺麗に除雪された道路です。

 圧雪路面ですが、地元の人は60kmオーバーで走ります。

 私は50kmがせいぜいです。





 大内宿に着きました。

 夏とは違って観光客もまばらです。

 夏の大内宿の画像は、こちらをご覧下さい。





 いつもは大部分の家が土産物のお店を開いていますが、冬はほとんどが休業状態です。

 開いているのは数軒のお蕎麦屋さんだけです。

 こちらは完全に雪囲いがしてあります。




 
 夏には飲み物を冷やしていた洗い場も雪に埋まっています。

 でも水量は豊富で、水路が凍結することは無いそうです。





 私の他は数組の家族連れだけ、静かです。

 この景色に喧噪は似合いません。

 今朝の吹雪に感謝です。





 茅葺き屋根に50cm程度の雪が積もっています。

 今年は暖冬で、降雪量が異常に少ないのです。

 このような茅葺き屋根の民家は、柱も梁もとても太く作られており、1m程度の積雪では雪下ろしの必要も無いのだそうです。

 近代的な住宅ではそうはいかないようです。





 雪国では軒先に、立ってはいけません。

 上からつららや、雪の直撃を受けるからです。

 屋根から落ちる雪は、一度解けてさらに凍っていますので、雪ではなく氷です。

 軒先は上を見て、安全かどうかを判断して、素早くとおり過ぎます。  
  




 これ、何だか分かりますか?

 「凍み大根」です。

 大根を丸のまま吊しておくと、凍って水分が抜けていきます。

 切り干し大根を丸ごと作った物です。

 ぽってり煮込むと美味しい素材です。

 棒だらとの煮物が有名です。





 村はずれのお地蔵さんです。

 お地蔵さんの後ろの急な階段を上って行きました。




 宿場の全景です。




 
 これだけの町並みを保存していくのは大変なご苦労があるようです。
 



 体もかなり冷えましたので、お蕎麦屋さんに入り、名物の「ねぎ蕎麦」を頂きました。

 詳細は明日アップします。

 蕎麦屋さんから出ると、観光バスが着いたのでしょう。

 団体観光客とすれ違いました。

 なんと言うことでしょう!!

 皆さん革靴、せいぜいスニーカー!! 観光会社も事前にレクすれば良いものをと思いました。

 あっちこっちで「すってんころりん」。




 駐車場に戻るときの地吹雪です。

 強風が地面の雪を巻き上げるもので、車の運転で最も恐いものです。





 吹雪も収まったためか、駐車場の車の数も増えていました。

 大部分が県外のナンバーです。





 車に乗るため長靴を脱ぎました。

 防寒長靴で、ふくらはぎの上を締めることで雪が入らない構造になっています。

 底はセラミックの入ったゴムで滑りにくくなっています。

 さらに踵には折りたたみ式のスパイクが付いており、スパイクを起こすと氷りの上でも滑りません。

 このおかげで裏山からの撮影が出来ました。

雪の会津鶴ヶ城

2007-02-10 | 会津の風景
 御薬園に続いて、鶴ヶ城に行ってきました。

 御薬園から鶴ヶ城まで車で3~4分です。

 



二の丸から内堀に入る頃、吹雪いてきました。

 レンズに雪が付き何枚かお釈迦でした。




 内堀の桜並木です。

 春の画像はこちらから。
















 会津鶴ヶ城の雪景色は如何でしたでしょうか?

 雪釣りの様子もごらんいただけたと思います。

 明日はいよいよ「大内宿」です。


雪の御薬園

2007-02-09 | 会津の風景
 雪の御薬園の画像です。

 この日は前夜から吹雪で、朝起きると車の上より側壁に雪が多く積もっていました。

 前日は雪がとけてしまって満足いく画像が撮れませんでしたので、再度機会を待っていました。

 丁度翌日の日曜日でラッキーでした。

 説明は要らないと思います。

 水墨画の世界をご覧下さい。























如何でしたでしょうか?

 色彩のないモノクロの世界です。

 色彩が無いだけ、コントラストとフレーミングが全てです。

明日は鶴ヶ城の画像をアップします

 雪の降る前の御薬園はこちらです。



雪道走行の後遺症

2007-02-06 | 会津の風景
昨日の朝はマイナス7度でした。
エンジンをかけると、車体の下からガタガタと言う振動音がして、車体も振動しました。原因不明のまま、今朝エンジンをかけると、また振動音がします。
整備工場でみてもらったところ、車体の下に着いた雪が凍って、マフラーに接触して振動していたとのこと。
スチームで溶かしてもらいました。
日曜日に雪道を100km走行した後遺症でした。

雪の御薬園

2007-02-04 | 会津の風景
昨夜から吹雪でした。
磐越道も磐梯熱海と会津若松インター間が通行止めです。
会津にいて正解のようです。

これなら雪景色が撮影出来るだろうとふんで出かけました。
新雪がとても綺麗でした。
入場者は私だけ、すばらし景色を独り占めし、とても贅沢な気分になりました。


大きい画像はこちらの「御薬園」をご覧下さい。