yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

慶應義塾塾歌

2024-09-04 08:08:06 | 文化
昨年の夏の甲子園、第105回全国高校野球選手権記念大会において、慶應義塾高校が107年振りに2度目の優勝を果しました。御祝い申し上げます。そして慶應高校が勝つ度にこの塾歌が5回、甲子園に流れました。
校歌には連帯感と団結を強め、気持ちを高揚させる良い歌が多いですが、特に慶応義塾の塾歌は格調が高く、旋律もすばらしいと思います。ご承知の通り慶応義塾は、福沢諭吉が1858年に築地の鉄砲洲にあった、中津藩の中屋敷内に開いた「蘭学塾」を起源としています。1868年(慶応4年)に芝の新銭座に移転し、「慶応義塾」と改称して今日に至っており、2008年には150周年を迎えました。神宮球場にもよく鳴り響いたその塾歌を以下に紹介します。
    
一、
見よ
風に鳴る わが旗を 新潮(にいじお)寄するあかつきの
嵐の中に はためきて 文化の護りたからかに
貫き樹(た)てし 誇りあり
樹てんかな この旗を
強く雄々しく樹てんかな
ああ わが義塾
慶応 慶応 慶応

二、
 往け
限りなきこの道を 究めていよよ 遠くとも
わが手に執れる 炬火(かがりび)は 叡智の光 あきらかに
ゆくて正しく照らすなり
往かんかな この道を
遠く遙けく 往かんかな
ああ わが義塾
慶応 慶応 慶応
 
    三、
   起て、日はめぐる丘の上
春秋(はるあき)ふかめ 揺ぎなき 学びの城を 承け嗣ぎて
執る筆かざす わが額(ぬか)の 徴章(しるし)の誉 世に布かん
生きんかな この丘に 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  千日手 | トップ |   将棋AI あれこれ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文化」カテゴリの最新記事