幕末の大儒、佐藤一斎の『言志晩録』に次の文があります。
「一燈を提(さ)げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。ただ一燈を頼め」
川上正光氏の訳注によれば、暗夜とは人生行路。一燈とは堅忍不抜の自己の向上心とあります。不肖は、一燈とは自分が信ずるもの、信念または信義のようなものではないかと思います。硬派の作家、小島直記氏の『一燈を提げた男たち』という良書があります。
川上正光 校注「言志晩録」 講談社
小島直記 「一燈を提げた男たち」 新潮社
「一燈を提(さ)げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。ただ一燈を頼め」
川上正光氏の訳注によれば、暗夜とは人生行路。一燈とは堅忍不抜の自己の向上心とあります。不肖は、一燈とは自分が信ずるもの、信念または信義のようなものではないかと思います。硬派の作家、小島直記氏の『一燈を提げた男たち』という良書があります。
川上正光 校注「言志晩録」 講談社
小島直記 「一燈を提げた男たち」 新潮社