yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

継体天皇

2020-05-13 06:03:03 | 歴史
継体天皇(450?~531?)は大和時代、26代天皇ですが、生没年は不詳です。25代武烈天皇に皇嗣が無いまま崩御したので、皇統が耐える危機がありました。そこで、大連・大伴金村、物部麁鹿火(もののべのあらかび)、大臣・巨勢男人(こせのおびと)ら有力豪族が協議し、越前にいた男大迹王(をほどののおおきみ)を天皇に推戴しました。これが継体天皇です。男大迹王は、15代応神天皇の5世の孫にあたります。継体天皇のその治世の間、任那の4県を百済に割譲する外交問題の解決や、九州の豪族、磐井の反乱を鎮圧するなど、皇権は盤石でした。
なお、継体天皇の陵墓は今城塚古墳であると、歴史学者の間では定説になっていますが、宮内庁はそれを認定していないので、この陵墓は発掘が可能であり、1997年から発掘調査が行われました。
継体天皇は皇統の継続を果し、その時代は律令制が敷かれる直前の時代であり、皇権が安定していたといわれます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする