yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

正倉院 宝物

2020-05-28 06:14:34 | 歴史
正倉院とは、奈良県奈良市の東大寺大仏殿北北西に位置する、校倉造の高床式倉庫。元々は東大寺の倉庫でしたが、明治以降は内務省や宮内省などの所管となり、1908年には帝室博物館の主管となりました。現在は宮内庁の機関である正倉院事務所が管理しています。

正倉院宝物は、光明皇后が聖武天皇の遺愛品をはじめとする品々を東大寺大仏に捧げたことに由来しており、日本で製作された美術工芸品や文書類だけでなく、大陸から持ち込まれた品々も含まれており、全部で約9000点といわれています。このような事から、正倉院はシルクロ-ドの東の果てとも言われます。

今まで、宝物は海を渡ってきた舶来の品々、というイメージが強いでした。
ところが最近、宮内庁正倉院事務所は、宝物の90%以上が日本製であると発表しています。実は姿かたちは、唐のものか日本で作ったのか、見分けにくいものが多いのです。嘗て教科書で学んだイメ-ジと事実は大いに異なるので、驚きました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする