yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

「くよくよ」と「あれこれ」

2013-10-22 06:21:12 | 文化
多湖輝先生は、気持ちの持ち方について次のように書いています。

頭の老化防止に役立つ使い方と役立たない使い方を一言で言えば、「くよくよ」と「あれこれ」の違いと言い換えることもできます。「くよくよ」は老化防止に役立たないどころか、頭の老化を進めてしまう使い方であり、「あれこれ」は老化防止に役立つものと言うことができるのです。失恋とか破産など、なんらかの困難な状況に陥った時、「くよくよ」考えていると、考えの「キャナリゼーション(水路付け)」という現象が起こります。すると、頭の働きは、いつも同じところを流れる一つの水流のように、その水路を深めていってしまいます。一方、「あれこれ」思考は、言ってみれば私がよく言う「東京がだめなら名古屋があるさ。名古屋がだめなら大阪があるさ。沖縄もあるし、その先は外国もあるさ」と思考回路を広げる思考と言えます。窮地にあってもあわてずに、確実にそれに対処していくことの出来る人間は、「「どうしよう、どうしよう」ではなく、「どうにかしよう、どうにかしよう」と心の中でつぶやいているものだ、と禅の名僧、松原泰道師も話されていました。

 これを読んで、「くよくよ」悩むより、さっさと気分転換をしてプラス指向の行動に切り替えるのが良いと教えられました。

多湖輝 「100歳になっても脳を元気に動かす習慣術」 日本文芸社
コメント
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