山本五十六が教育の要諦に関して名言を残しています。<o:p></o:p>
「何のためか分からせ、やって見せ、言って聞かせ、やらせてみて、褒めて<o:p></o:p>
やらねば人は動かじ」<o:p></o:p>
そうでしょう。人を育てる要点をよくつかんでいます。マニュアルに基づいた知識や技能の教授、訓練には有効な方法だと思います。<o:p></o:p>
しかし、昨今、特に求められている「考える力の養成」や「人徳の涵養」を行うには、山本流だけでは不充分ではないかと思われます。<o:p></o:p>
ただし、よくできた時に、褒めてやることはとても大切なことでしょう。人は褒めてもらうことにより、いっそうやる気を出します。<o:p></o:p>
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近年、世界的に、考える力を伸ばす教育の必要性が重視され、ヨーロッパでは色々な試行がなされています。フィンランドなどでは特に成果を挙げているとのことです。そのために、優秀な教師を育てていく社会システムができあがっています。<o:p></o:p>
一方、日本の学生は、「考える力」が弱いと指摘されています。<o:p></o:p>
儒学が教える、昔風の修身・斉家・治国・平天下も悪くはないですが、現代の教育の分野では、「協調」、「革新」、「考える力」がキーワードなのだそうです。<o:p></o:p>