バラクロ１１９＝プルの軌道は、実は・・・

だいぶご無沙汰で申し訳ない！

水中の腕の動作について、
過去に「お豆腐を切る」「ラットプルダウン」「レールに沿って」「クローゼットの扉」
等等、表現を変えて書いて来たけど
その説明だけでは足りてないのだ、
思いつくままに綴っているので、あれ？コレって書いたっけ？
自分でも分からなくなっている～

ちゃんと肘の曲げ伸ばしコントロールも出来ているのに、なぜ上手く掻けない？

それはアレだよ・・・

頭は動かしてないのに、なんで頭が横向いちゃうの？と同じ現象
首で角度調整しないから体と一緒の方向を向いちゃうんだよ

体が体重移動によって右に左に開くけど、顔はずっと下向きでいられのは
ちゃんと首が動いているから、体に着いて行かずに下を見る事が出来る

実は手も同じ・・・体が傾こうが手は体の下を通る
真下を向いた平らな姿勢で腕の動作練習をして・・・
体が傾いたら腕の付け根の角度調整をしなければ、
体が傾いた方向に腕も行ってしまう
つまり外を掻く事になる

「外、掻いてるよ」って言われた事のある方は、コレかも？

では、よっしーちゃん、久しぶりの登場！

まずはイメージ
プールに平均台が沈んでると思ってね



そして平らな姿勢で考えると、こうやって平均台の端をなぞって・・・



この腕の付け根の角度を変えずに体を傾けると・・・
この様に、土台の腕は内側に、掻く手は外に出てしまう



傾いても、平均台をなぞりたい





では体が傾いた状態で平均台をなぞるには、腕の付け根の角度はどうなっているのか？

体を平らに戻して確認してみよう



体から見ると、実際は土台の腕は外に開き
掻く手は内側に入っている

つまり平らな姿勢での腕の動きを体が覚え込んでしまうと、
傾いた時に調整が出来きず、不本意な場所に腕が行ってしまうのだ

でも、そんな事を考えながら泳いだら頭がグチャグチャになっちゃう！

だから、想像力が必要なのだ！平均台を妄想しよう！
体が傾こうが平均台をなぞればいいんだから！

それから、外を掻いてしまうだけでなく、下に落ちてしまう事にも体の傾きが関係してるよ

リカバリーから帰ってくる手を待ち切れずに掻き始めてしまったり
体重の掛け方が甘いと平らな姿勢で掻く事になると
肩の位置が低いから平均台から落ちてしまう





しっかり傾きを切り替えて掻けば深い所に落ちず効率の良い水流が生まれるよ





お家で柱に向かって立ち、柱をなぞる時に斜め姿勢になって、
実際の腕の付け根の角度と手の平が通る場所が平らな時とは違うって事を確かめよう！