ヨッシーちゃん、ここはどこ?
ここは、シンガポールエアラインの中だよ
YOSSYはどこへ行っても水泳オタク
飛行機の中で、チームメイトのS嬢にヨッシーちゃん座学
水泳の話をしてれば時間も忘れる・・・
シンガポールで乗り継ぎ
あっと言う間の13時間
残念なのは、乳成分アレルギー対応の機内食が油っけなくて病院食みたいだった事かな
でもまあそれは仕方ないね
座ってるだけなのに、やたらお腹が空く
パースに到着、現地スタッフさんの車でコテスローへ
途中でスーパーに寄って食料買い出し
テレビでは見た事はるけど・・・・
裸足でスーパーの中を歩くオーストラリア人・・・本当なんだぁ・・・いいなぁ
食べられそうなモノを手にして、店員さんに「ラクトスフリー?」と、確かめる
レース前に体調崩してはシャレんなんないからね
雑穀入りのパン、鳥の丸焼き、レタス、トマト、フルーツ等を購入
鳥の丸焼き、写真撮る前に食べちゃった
とってもポピュラーらしい
フルーツは、想像してたより小振りで美味しかった
リンゴもラフランスも、モモも小振り
まずはしっかり腹ごしらえをして、海へGO
キレイだね~~~!!!感激だあッ!!!
ロットネスト島はあっち
う~ん、見えないねッ(笑)
ロットネスト島は日本の島のイメージとは違って、ペッタンコなんだ
水平線に少し低い平らな丘が見えるんだよ
初!オーストラリアの海ッ!
ちょっと冷たいかな・・・でも気持ちイイ
塩加減は・・・あんまりしょっぱくないな~、
このくらいなら喉も痛くならないかも~
魚は・・・う~ん、熱海とかと変わらないかな?
南のカラフルなお魚はいないそうだ
パースだから、赤道から離れてるしね
まずは、海にご挨拶して、夕方から伴走船のスタッフとミーティング
通訳のクリスは当日の選手受付からスタートまで側にいてくれる
パドラーのキャミとゲイは交代でカヤックからずっと見ててくれる
クルーザーのキャプテンはレイ
長年チーム伴走船をやっているベテランキャプテンだ
泳者交代のタイミングとか、レース運びを把握して、アドバイスをくれる
このミーティングで一番重要なのは、第1泳者がスタートして伴走と合流するポイント
500m~1500mの間でカヤックと合流
そして1500mでクルーザーと合流
なにしろ、もの凄い人数だから、カヤック、クルーザーと出会うのに時間ロスしないように、
事前に目印とか合流地点とかを打ち合わせする
参加人数はソロが324人 デュオ161チーム 4人チームが419チーム
船は必ずソロにもチームにも1艇付くから・・・904艇
ソロから10分ウェーブスタート、13ウェーブあってウチは8ウェーブ
8ウェーブは37チームだけだけど、1500m先なんだから前後のウェーブと混ざるよね
クルーザーには、日本から持参した1,5mの鯉のぼり・・・拭き流し、ま鯉、ひ鯉
カヤックにも手持ちサイズの鯉のぼり、パドラ―のキャミにピンクのとんがり帽子
で、第1泳者の私は、ピンクのアームスリーブと、ゴーグルゴムの後頭部に蛍光ピンクのシュシュ
指定キャップがグリーンだから目立つはず
パドラ―のキャミ曰く
「私があなたを探すから、あなたは構わず前へ泳げ!会えたら船は私が探すから構わず泳げ!」
心強い!とっても心強い!!物凄く心強い!!!
みんなとても真剣でゴールする為のミーティングであることを感じる
本番前のコミュニケーションがとても大切だ
英語は話せないが、解る単語があれば通訳待たずに、どんどん食いつくYOSSY
キャプテンのレイが、第1泳者の私の泳力を聞いている様だったので
10キロをソロで3時間7分でゴールした事があると、単語を並べて答えた
すると、レイは驚いて、なら初めの10キロを泳いでしまえ、と笑った
そして他の3人に、残りを3人で泳ぐといいと・・・
チームメイトのみんなも、それはイイ考えだと、みんなで笑い合った
まあ、それは置いといて、10分交代でスピードを落とさない作戦で行く事にした
様子を見て作戦を変えてもいいと話し合った
レイは寡黙で真面目そうで初めは少し怖かったが、気さくにたまに冗談を言う
キャミはとってもチャーミングで初めからフレンドリーだった
ゲイはキャミに付いて来たって感じで自分から発言はしなかった
パドラ―もソロは大変だから2人で交代するらしい
パドラ―が体調を崩してリタイヤする場合もあるらしいから2人体制はイイね
明日はレースは前日だから、キャミがカヤックで一緒に海で練習しよう、と提案してくれた
それには、みんな大喜びだ!カヤックに付いて泳ぐ練習が事前に出来るなんて
明日の約束をして解散した・・・
う~~~ん、、そこはオーストラリア人?
時間になってもキャミは現れず・・・
現地のスタッフさんが、『まあ、そんなモノです』と笑っていた
随分時間が過ぎてから、キャミから連絡があり、予定していたカヤックが借りられなかったって
自分のカヤックよりも、良いモノを友人に借りる筈だったらしい
そちらも・・・オーストラリア人・・・なのかな?
友人との連絡が付かず、今日は無理だと言うので、自分達だけで泳ぐ事にした
風があると海が荒れる・・・
流石、ライフセーバーは公務員のお国
監視塔もオシャレ
この海外遠征を日本からズッとお世話してくれるのが、ウミンチュの代表大貫さん
ドーバー単独横断、日本人第1号という偉大な方なのに、とても気さくに仲良くして頂いた
これから、あの端っこの方で、子供たちのスクールが始まると教えて貰い、
しばらく待っていると、続々とチビッ子達がやって来た
レッスンの様子を見ると勉強になると言うので、泳いで近くまでいった
先生の号令で、いろんな事をしている
すごく楽しそうだ・・・
ずっと見ていたら先生と目が合ったので、「ハロー」と声をかけた
私がかぶっていたグリーンのレース指定キャップを見て
明日のロットネストチャネルに出るのかと聞いてくれた
チームで出ると答えたら、素晴らしい!頑張って!と、言ったのだと思う
チビッ子達は水泳の授業かと思ったら、今度はボードにのってパドリング
流石、オーストラリア
子供にもライフセーバーの検定があるらしい
帰りの空港でこんなのも売ってた
チビッ子サイズのガードウェア、カワイイ!
午後からまた海に行って、パノラマサイティングの仕方や、肩が疲労した時のリカバリー等をレクチャー
あ、一応、YOSSYはお仕事で来てるんです
ちょっと不安気だったS嬢も、海が気持ち良くなってきた感じで良かった!
明日の準備・・・船に積む荷物と、スタートに持って行く荷物を分けて・・・
シール式のナンバリングを済ませ、早く寝るのだ!
と、そこへチームメイトのM氏が作戦を練ったらしく・・・
制限時間と距離を計算すると18キロが山場だと
このレース、遅くてもゴール出来ると言うモノでは無く
初めの関門は10キロ
次は15キロ、そこからは1キロごとに足切り
18キロを越えると、時間が甘くなるらしい
つまり18キロをクリアすれば、後はゴールさせてあげようとの意図がうかがえる
10キロ地点でどれだけ貯金出来るか・・・
ここは、ママ(TIではYOSSYはママと呼ばれてるんだよ)に多めに泳いで貰って貯金を作った方が良い、
というM氏の作戦に乗る事にして、私だけ20分泳がせて貰う事にした
隣りの部屋のF氏にも作戦を伝えて承諾を貰いに行ったM氏がなかな帰って来ない・・・
明日は4時起きなんだよ~~~
仕方ないので、迎えに行くと・・・腰を据えて、作戦・・・ではなくワインをご馳走になってる~~~
あ~~~~、もう!ほらっ!部屋に帰るよッ!!!
オーストラリアは夏なんだけど、夜は涼しい、エアコン無しで窓を閉めても涼しい
毛布と布団を被って眠りに付いた・・・
翌日の不安も緊張も無く、遠足前の興奮も無く、落ち着いてグッスリ眠れた
・・・・・続くよ~~~
待ってました憧れのロットネス・レポ
コイは相当目立ったと思うけど・・・海は広すぎて
私が探す・・・心強いサポートですね
この後の展開が楽しみです。
お待たせしました、長くなると思うけどお付き合い下さいね(^_-)-☆
そう・・・海は広い~~~、
頼もしい女性でしたよ!
楽しみにしてて下さいね(^_-)-☆
海外の海で泳ぐってなんてうらやましいだ。レポ見ながら海を想像して楽しみます。続きも楽しみです。