ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

スイマーズショルダー 第5話

2006-04-18 10:16:09 | スイマーズショルダー物語り(全24話)
 治療を始めた3月は痛みの激しい急性期でインピジメント症候群と言って腕を動かす際、関節に腱板(インナーマッスル)が挟まり激痛を伴う、夜も眠れない状態。
 40度程で挟まる。困るのは、買い物。右手でカートを押しいつもの様に時計周りに店内を・・・・。「あっ、サンマが安い!」思わず伸ばした左手・・・、「!!ーー!!!っ~!」・・・・、息も止まり、その場にうずくまる。が、周りの視線に気付き、さっと立ち上がるが、サンマを見つめたまま微動だに出来ない。『80円のサンマ睨んで変な人』になってしまう(笑)。家の中では、遠慮なくうめき声をあげる。着替える時、「うっ、うあ~っ!!!」台所でも「うあ~っ!」お風呂でも「うあ~っ!」寝返りで「うわあ~」
 ヒアルロン注射4ヶ月、重だるいズンとした痛みに変わり、あの激痛からは開放された。が、左腕の筋肉が鈍い、リハビリで動かそうとしても、筋肉が何処にあるか感覚がない。だんだん可動域がせまくなる。S先生「慢性期に入ったね~、時間かかりそうだね」
 7月に入り、右はおとなしくしていたので回復した。左は殆ど動かず、凍結状態に。
 7月のジャパンは応援&マネージャー。辰巳で偶然、知人の紹介でソウルオリンピック、Fly代表M氏に出会う。ミーハ―?なふらちゃんが「サインほしいっ!」とM氏の元へ、そこで肩を診てもらう事に。M氏「・・・ひどいねぇ、こんなひどい肩初めて診た、もう凍結してるね、・・・う~ん、教材にしたいくらいだ、今度練習会に来て」と言いながら、硬くなった肩周りを15分程マッサージしてくださいました。あっ、ありがとうございました、是非参加させていただきますね。
 エントリーしていた横須賀オープンまで1週間。自然回復が見込め無くなったので、内視鏡手術を受ける事にした。先生、レース出ていいですか?S先生「良いよ、右は今のところ大丈夫だから、手術後は回復に2年かかるからね、最後に出たら」あ~良かった、・・・あっ、レース前に健康状態の告知があるんです、左動かないとダメかな?・・。S先生「そんなの黙って出ちゃえばいいじゃない?」・・・、先生ナイスッ!!「でも手術を控えてるんだから、絶対無理しないでね」もちろんですっ!
 そして、横須賀で念願のオープンウォーターデビューするのであった。
     ------------火曜日につづく--------------
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