喘息アイテム

日々進歩する医療
が、この写真の中には、最新のものばかりが、ある訳では無い
４０年前から使用しているものもあるのだが…
どんどん新薬が発売され、古い薬は扱わなくなり入手困難になる場合もある
それは、医師が処方しなくなるのが原因でもある
「新薬でたからどお？」…まあ、そう言われてしまえば…ああ、はい…となるだろう
会計でビックリするような金額を請求され…慌てて財布の中身を確認する
普通は医師の言う通りに投薬される訳だが…長年、身体で薬を経験した者は…黙って言いなりにはならないだろう
相手が医師でも、自分の身体なんだから、堂々と自分の意見を言わなければ
その時に、嫌な顔をするような医師なら願い下げだ
ちゃんと話し合う姿勢を見せてくれて…説明をしてくれる医師
それが、世間でいうスーパードクターでなくても、私にとっては信頼出来る医師の条件だ
昔、３０年も前の話、まだ患者が薬の名前など知り得なかった頃…ひとりの医師との出会いで、私の意識が変わった
その医師は私に服用している薬品名と分量を聞いてきた
名前ぐらいは何となく覚えていたものの…グラムで聞かれるとさっぱり解らない
また、その薬が病気にどのような作用をするのかも知らない
そして言われた事は…「自分の身体に入るものぐらい覚えなさい…いつどこで発作が起きても、適切な治療を受けられ様に」
と、少し厳しい口調で
新鮮な驚きだった
それから、喘息日記を始め、食事・投薬・発作・体調・変化など細かく記入
一年もすると、いろんなものが見えて来た
検査には現れ無かった発作の原因、薬の効き目・副作用など
自分のデータを知ることで、喘息と向き合う気持ちにも変化が現れる
もちろん、前向きに受け止める気持ちだ
きっと、そんなこともあったから、今こうして喘息スイマーをやっていられるのだろう
人との出会いは、気持ちを豊かに変えてくれる
出会いを大切に…そして、出会いを喜びに感じよう


読んでくれた、あなたとの出会い… ありがとう