山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第3日

2007-07-04 05:18:31 | くるま旅くらしの話
今日は北海道へ上陸する日。4時20分出発。かなりの霧の中を大間に向かって走る。景色は何も見えない。5時40分到着。出航出来ないほどの視界ではなく、切符も買うことができた。乗船する車は30台ほどで少ない。6時30分出航。いよいよ北海道だ。今年はどんな出会いが待つているのか、フェリーの中は、大きな期待と少しばかりの不安が膨らむ時間だ。 1時間ほど経って、ようやく霧が晴れだし視界が良くなってきた。しばらくすると函館山が見えて来た。いよいよだ。予定時刻より少し遅れて、8時20分函館上陸。此処は霧はなく、曇天。涼しい。まだ夏になっていないのは確かだ。まずは函館郊外恵山在住の渡辺さんに上陸の挨拶に向かう。函館は駅周辺は車が混んでいるか、今の時間帯はそれほどでもなく、郊外のドライブはまことに快適だ。 9時半、恵山の道の駅到着。早速お宅にお邪魔して、1年ぶりの再会の挨拶を交わす。渡辺さんは旅で出会った大切な知人。1時間ほど歓談させて頂く。不在だった奥さんも戻られ、お会いできてよかった。再会を約して、北上を続ける。恵山からは、海側の道を森町でR5に出るまで70km強を走る。道はいいけど遠い。眠くなってきて、途中砂原の道の駅で20分ほど仮眠。これで大丈夫。その後はR5をひたすら北上する。途中八雲町で給油。長万部で蟹飯を買って、これは相棒専用。自分は甲殻類やイカ・タコなどの軟体動物は食べるのを禁じられている。うまそうに食べているのを横に見ながら、呪いをかけている内に道の駅:黒松内に到着。此処で大休止。亡き恩師の奥様に便りを書く。まもなく1年目の命日なのだ。渡辺さんから頂戴した稲荷寿司を頬ばって、蟹飯の恨みを晴らす。うめ~。今日の宿は、真狩温泉にすることに決めて出発。途中ニセコの道の駅に寄ったが、めぼしいものは無かった。真狩温泉到着は17時少し前。この村は何と言っても偉大なる演歌歌手細川たかしの出身地で有名だ。彼に関する幾つかのモニュメントが村の中に作られている。ユリの栽培やジャガイモの生産などでも名が知れている。入浴はなんと3日ぶりなのだ。真狩温泉は晴れていれば、眼前に羊蹄山を眺望できる、泉質も優れたいい温泉である。3日分の疲れと汚れを洗い流して、車に戻って、一杯やって今日は終わり。本日の走行距離は335km。出発してから早くも千キロを超えた。やれやれ。
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