山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

温泉の話⑥(雫石温泉あねっこ)

2007-06-08 05:04:48 | くるま旅くらしの話

雫石(しずくいし)といえば、私のような還暦を過ぎた世代では、自衛隊の航空機と民間機が衝突した事故を思い浮かべます。これは雫石在住の方にとっては、あまり嬉しい記憶ではなさそうです。日本では最初の空中衝突事故であり、当時世界でも最悪の航空機事故として取り上げられ、連日新聞紙上を賑わしたニュースでした。民間機(全日空)は搭乗者全員162名が亡くなりましたが、自衛隊機のパイロットは脱出して無事でした。

私はもともと高所・閉所恐怖症の嫌いがあり、洞窟などに入るのは苦手なのですが、閉鎖された空間で辛抱を続けなければならない飛行機も、この事故以来特に利用するのに抵抗を覚えるようになりました。とにかく乗ってしまえば、自分の意志で自由に逃げ出すことは不可能なのですから、私にとっては、飛行機というのは心理的にはありがたくない乗り物です。今は海外に行かない限り、仕事で飛行機に乗ることはなくなりましたので、ホッとしています。飛行機でも、自衛隊機のように自分の意志で飛び出せる奴なら、スピード感を満喫するには怖さは感じないかも知れません。何か、変な話となりました。言いたかったのは、雫石という地名があることを知ったのは、不幸な航空機事故があったからなのだということです。

その雫石に、最近は時々お邪魔しています。角館から盛岡に向かう国道46号線を利用することが結構多くなったからです。今回も角館から同じ道を選び、雫石の道の駅にお世話になりました。雫石町は盛岡市に隣接していますが、ここには温泉として名のある所として網張や鶯宿があり、この他にも幾つか良い温泉があって、私どもは道の駅に併設されている雫石温泉あねっこというのを利用させて貰っています。

雫石の道の駅は、秋田からの山道を降りてきた所にあり、市街地からはかなり遠い場所にあり、車があまり通らなくなった時間帯では、やや寂しい感じがしますが、温泉はそのような場所の方が何となく相応しいような気がします。新しく作られた所為なのか、料金が少し高くて500円也となっています。温泉の造りは最近の日帰り入浴施設としては平均的なレベルにあると思います。くるま旅では、利用価値の高い温泉施設の一つだと思います。 

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