山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

へのへのの旅(07東北春旅)第4回:その2/2

2008-06-20 05:54:43 | くるま旅くらしの話

その後は、月山道路と呼ばれる湯殿山脇を通るR112を、再び幾つものトンネルを潜りながら登り、今度は山を下って道の駅:月山に。月山道路の標高の一番高い所は1000m近くあるのではないだろうか。未だ至る所に残雪が黒い塊となって残っていた。道の駅:月山は、山の中腹ではなく山麓近くの朝日村に属している。こちらは山形県だが、隣接するのは新潟県の朝日村だ。同じ名前の村が隣接しているのは珍しい。月山の道の駅に着いた頃は、風が強く、時々雨も降るという荒れ模様の天気だった。ところが、何だか急に眠くなってきて、どうにも我慢が出来なくなり、一眠りすることにした。昨夜の安眠妨害が今頃効き出したのかも知れない。小一時間眠ってすっきり起床。外は依然荒れ模様の天気だった。羽黒山に寄りたいと思っていたのだが、その方向は真っ黒い雲に包まれていて、何も見えない状態である。これでは行ってみてもどうにもならないと考え、今日は三川か鳥海の道の駅で泊ることにしようと考えながら、とにかく出発。

鶴岡市の郊外でR7に入ってしばらく走ると道の駅:三川に着いた。ここには温泉もあるし、広い駐車場もある。しばらく様子を見ることにして構内を歩き回った。以前ここに立ち寄った時は、未だオープンしたばかりで酷く混雑しており、昼食を食べようとレストランに入ってオーダーしたのだが、30分以上待っても音信沙汰無しで、何の挨拶もないのに腹を立ててそのままレストランを飛び出したことがある。今日そこへ行って見たが、昔の面影はすっかり影を潜めて客の姿は見えなかった。15時少し前の時間帯なので、空いているのは当然だろうが、この分ではお昼の時間帯でも大してお客は来ないのではないかと思った。客商売の怖さを今頃知っても遅いはずだ。今度来る時までこの店は持つのだろうかと思ったりした。

宿泊施設や入浴施設なども覗いてみたが、温泉の方はまあまあとして、その他の施設はガランとして人の姿を見出すのが難しい。このような大きな施設を、一体どういう考えで造ったのか理解に苦しむ。明らかにお金の使い方を誤っているのではないかと改めて思った。しばらく待ったが、風は依然強く、止みそうもない。ここは平野の中にあるので、風を防ぐものがなく、このままここに泊れば、夜中に邦子どのが大騒ぎするのは必定と判断し、道の駅:鳥海に行くことにして出発。

時間ほど走って、遊佐町にある道の駅:鳥海に到着。ここは何度もお世話になっている道の駅で、今頃は何といっても新鮮な山菜をゲットできる期待に溢れる道の駅なのである。この道の駅は、森のエリアと海のエリアとに分かれた広大な公園施設の中にあり、道の駅は森のエリアの方にある。温泉もあって、それは海のエリアの方に造られている。とにかく今にも雨が降り出しそうな天気なので、まずは温泉に入って早めにゆっくりすることにした。遊楽里と名づけられた日帰り入浴の温泉は、料金が350円で、まずはリーズナブルである。風呂の方もよく温まって満足するレベルにある。風呂から戻った後は、そのまま海のエリアの駐車場に泊まる。キャンピングカーなどくるま旅の人も何人か泊っていたようだ。いつものようにビールで乾杯の後は、腹を満たせばたちまち睡魔に襲われ、布団に入って爆睡となる。

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