山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

東北地方太平洋沖地震被災お見舞い2

2011-03-13 15:13:08 | その他

  地震の発生以降TVにくぎ付け状態で状況を見ておりますが、惨状は益々その酷さの度合いを強め、まさに地獄の様相を目の当たりにしている感がしています。大きな余震が起こるたびに、ヒヤッとしながらその揺れが収まるのを待つ今日でもありますが、なんともはややりきれない気持ちです。

 加えて原発の災害もその深刻さは未曽有のもののような気がします。関係者のあいまいな報告を聞く度に、胸が煮えくりかえるような怒りを覚えますが、そのようなことよりも今はまず何よりも原発周辺に住まわれる方々のご安全と事故防止に直接携わっておられる方々のご安全を心から願っています。

 茨城県でも多大の被害を被っている現状ですが、それは主として沿岸部と県北の方が厳しい状況です。幸いにして県南の守谷市周辺では、昨日までストップしていたTXも回復し交通の基幹は修復したものの、生活の実情の中では異常な状態が現出しているのを2日ぶりの外出で気づきました。

その1は車の給油が大変困難な状況になっているということです。すべての給油所に長蛇の車の列ができていて、売り切れの看板を出す所も散見されます。

その2は食料品を扱うスーパーなどの店が入店規制をするほどに混み合っており、中に入ることができても、パンや牛乳などの簡易的食料品は全く在庫無しの状態であり、米などの主食類も殆ど在庫がない状況となっています。この地がそれほど被害を受けていないにも拘らず、普段とは全く違った様相を呈しています。

何故このように慌てふためく現象が起こっているのか理解に苦しむのですが、群集心理のなせる仕業(しわざ)か、ろい不安保身必要以上パニックていようた。

我が家ではいつもの通りですが、我が身の保全などよりも、かつて職場を共にした東北各県の昔の仲間の方たちの安否と職業(昇降機や冷熱機器の保全サービス)上の労苦に思いを馳せること大です。同時に、こうしてTVを見ているだけでよいのかと複雑な心境です。

今回の地震は日本国にとって有史以来の大惨事です。まずは被災者の人命救助が第一であり、その上で災害のしっかりした実情把握が大切です。報道の方も常に全体のことを念頭に置きながら個々の実態を正確に伝えて欲しいと思います。

まだまだ大混乱のさ中にあり、私のできることといえば、ひたすらに生きておられる方のご安全とご健康を、そして不明者の方々のご無事を祈るだけです。

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2 コメント

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海外からの励まし (古本屋)
2011-03-14 22:17:47
今夜は、あの日の晩と違い、家の前の靖国通りは
車は非常に少なく、歩く人もまばらです。
計画停電も最小に済んで、安堵なされている方もいらっしゃるかもしれません。

地震後すぐに、私の海外の友人から電話やメールで安否を確かめる連絡が入りました。
今日になりまして、海外のメディアが、この困難に立ち向かう「日本人の精神的な強さ」や「秩序を整然と保つ姿勢」に対する賞賛と畏敬の念の報道が数々なされている、という連絡が彼らから入っております。

一部日本のメディアも海外のメディアの反応を報道しておりますが、
こういう海外の声があまり伝わってきておりません。

ここのところ自信を失いかけている我々、日本人ですが、まだまだ捨てたものではないのかもしれません。
外国人から見る、潜在的に日本人の持つ何かを呼び起こし、縁者を失った方、被災された方に対しまして、私も後方ながらも応援したいと思っております。
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本物の底力が問われる時ですね (馬骨)
2011-03-15 02:21:29
古本屋さん コメントありがとうございます。連終日TVにくぎ付けですが、あまりの惨状に言葉を失うばかりです。地獄とはまさにこのことを言うのでしょう。
外国の方から見た日本は、何故東洋の中で近代化の魁となりえたのか、戦後の復活を為し得たのかについて、改めて気づかれたのかもしれません。
TVの報道を見ながら、私は改めて日本人としての底力をこれから発揮しなければならないと思いました。それは本物の連携、人と人とのつながる力によって発揮できるものだと思います。これこそが日本人の一番大切なものだと思っています。今は静観するしかありませんが、もう少し落ち着きましたら、自分がどんな尽力ができるかを考え、実行したいと思っています。
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