山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第53日

2007-08-23 06:52:29 | くるま旅くらしの話
ついに帰途につく日が来た。まだ関東は地獄の暑さなのにどうして帰るの?というのが回りの人たちの気持ちだと思うし、自分たちもそう思う部分があるが、この世に生きるというのは、全てを自分の思うままに出来ないことを意味している。とにかく9月までには帰らなければならないのだ。別海町ふれあいキャンプ場に残った仲間の皆さんの盛大な見送りを受けて、名残を惜しみつつ10時半出発。先ずは釧路を目指す。北海道の道は札幌などの大都市を除けば、内地のようなコセコセした道などどこにも無い。別海町も標茶町も牧場と原野が果てしなく広がる中を道が続いている。走る車も殆どない。今日は風がかなり強く、この車にとっては少し厳しい条件での走りとなった。2時間ほど走り、釧路市内を走っていると、携帯が鳴った。相棒が出ると、旅の友人伊東さんからだった。何と、今すれ違ったらしい。相棒もそれらしい車を見たと言う。確認の電話だった。ちょっと会いましょうと言うことになり、近くのホームセンターの駐車場で落ち合う。いやぁ、面白くも楽しい。伊東さん夫妻とは、今年の北海道の旅では二度目の出会いだが、もう1カ月以上が経っており、しばらくというよりも懐かしさの方が大きい。お互いのその後の状況や出来事などを話し合って、あっという間に1時間半が過ぎた。我々は帰途についたが、伊東さんたちはこれから道東を海に沿って北上するとのこと。帰宅迄にはまだタップリ時間が用意されている。羨ましいなどという贅沢な気分がどこからか頭をもたげるのを抑えて、お互いの旅の安全と健康を祈って別れる。給油の後、もう一度豚丼を食べようと道の駅:しらぬか恋問へ。白糠町は隣接する釧路市とは合併せず単体で残り、その白糠町に隣接する音別町が釧路市と合併したので、R38を走っていると、釧路市の表示板が二度出て来て変な感じを受ける。平成の大合併に関しては、このエリアでもすったもんだがあったに違いない。それはともかく、此処の豚丼は美味である。今回も美味さの記念写真を撮った。豚丼を食べ終わった後は、R38を帯広方面に向かう。今夜は、先日お世話になった鹿追の道の駅にもう一度ご厄介になるつもりでいる。今日は単なる移動日である。浦幌、豊頃、幕別と通過し、帯広郊外のスーパーで買い物をした後、帯広市街を通り抜け、鹿追の道の駅に着いたのは18時半近くだった。日中はかなりの暑さだったが、今夜は凌ぎ易い夜となりそうだ。しばらくぶりに長距離を運転したせいか、少し疲れて頭重がする。早めに(いつも早めなのだが)寝床に入る。今日の走行距離は248km。
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