山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘18年 北海道生誕150年の今めぐり旅 レポート <第38回>

2018-07-02 04:46:56 | くるま旅くらしの話

【今日(7/2)の予定】 

道の駅:もち米の里☆なよろ →(R40)→ 旭川方面へ向かう未定

 

【昨日(7/1)のレポート】 天気:雨時々くもり

<行程>

クッチャロ湖キャンプ場 →(R238)→ ウスタイベ千畳岩キャンプ場 → よさこいソーラン・夢想漣えさし見物他 →(R238・D・R275・R40・D)→ 名寄温泉サンピラー →(D・R40)→ 道の駅:もち米の里☆なよろ(泊)

<レポート>

 早くも7月となった。家を出てから早や37日が過ぎて、そのような時間の経過は全く感じられないのだが、これはもう疑いのない事実なのだと自分に言い聞かせている。というのも、毎日が寒さ混じりの曇天ばかりで、晴れとの印象の残っている日は、6月に入ってからはたった1日しか記憶にない。如何に蝦夷梅雨が定着したとはいえ、この連日の天気の様子は只事とは思えない。とにかく夏を実感することのない日々が続いているのである。

 今日は邦子どののために用意された一日である。一度は諦めて貰った枝幸のカニ祭りに再度チャレンジして、カニはともかく彼女のたっての懇願でもあったよさこいソーラン踊りを何としても見てもらわなければならないのである。ということで、クッチャロ湖のキャンプ場を少し早目に出発して、ウスタイベ千畳岩で行われているカニ祭りの専用駐車場に確実に車を入れることにして、6時過ぎには出発。邦子どのは既に駐車場が満車になっているのではないかと、最悪のことばかり想像するのだが、6時半頃に着いて見た駐車場は何の心配もないほど空いていた。

ウスタイベ千畳岩キャンプ場の様子。何時もは閑散としているこのキャンプ場は、隙間もないほどぎっしりと全国からのキャンピングカーなどが押し寄せて、窒息する感じがするほどだった。自分たちの車は別の専用駐車場に停めてあり、そこからはシャトルバスがフル回転して客を運んでいた。

 地元枝幸の踊りの集団である夢想漣えさしの演舞は11時40分予定となっている。それまでの間、邦子どのは好きなカニなどを自由に味わったりして楽しめばいいので、勿論ここからは別々の自由行動である。今日の自分の役割はその夢想漣えさしの動画を撮ることを課せられているだけなので、その上演までの間に会場を離れて約4kmほどある枝幸の町の方まで行って見ることにした。天気はちらりと晴れ間も顔を出すといった様子で雨の心配はなさそうである。それでも一応傘だけは持参しての歩行だった。枝幸の市街地は何度も歩いているので、4年たってもそれほど忘れていなかったので安堵した。まだ土地の記憶は大丈夫だと妙な自信を持ったりした。町の中心街をぶらぶらした後、会場へ戻る。まだ11時を少し回っただけだった。

 やがて11時40分が来て、よさこいソーランの踊りが始まった。と、同時くらいに雨粒が落ち始めた。これはどうなるのかなと思ったのだが、とにかく始まった以上は動画を撮り続けなければならない。目の前に見るよさこいソーランの演舞は、さすがに今年の札幌の全道大会で優勝しただけあって迫力のあるものだった。自分はこのような踊りに殆ど関心を持たないのだが、それでも踊り手の懸命な動作とそれを踊る強い誇りのようなものが伝わって来て、圧倒されるものがあった。6分ほどで優勝曲の踊りが終わったのだが、この間に雨勢は一層激しくなり、まるで夏のスコールのような降り方となった。これじゃあたまらんので動画を撮るのは止め、歩いて車に戻ることにした。幸い傘を持参していたので、ビショ濡れになることはなかったが、持参していない人も多く、皆さんずぶ濡れとなって気の毒だった。邦子どもいち早く車に戻っていたが、合羽だけだったので、濡れの被害は結構大きかったようだ。

 とにかく自分の使命は果たしたので、先ずは安堵する。邦子どのはカニ汁なども味わったようで、又カニ飯なども手に入れて、それなりの満足したようだった。濡れた着物などを着替えたりした後、昼食休憩とする。

 その後は、今日は自分が風呂に入りたいので、調べた結果名寄市にある名寄温泉サンピラーという所へ行くことにして出発する。途中音威子府村で名物の黒蕎麦を食べるつもりだったが、雨は酷いし温泉に入るのをあまり遅らせたくないので、寄らずにそのままノンストップで名寄市内へ。温泉は名寄市の郊外のスキー場の近くにあって、思ったよりも少し遠かった。少し伸びて来ていた髭を剃って、疲れをとって、今日の宿を予定している道の駅:もち米の里☆なよろへ。

 この道の駅には旅の車と思われるものが数多く泊るようで、かなり混雑していた。トラックも多いようで、既に何台かエンジンかけっ放しの車が止まっていた。あまり泊には向いていないようである。他に移動しようかと考えたが、邦子どのも今日の祭りで興奮してかなり疲れているようなので、動くことは止め、ここに泊ることにする。夜間のトラックのエンジン音が気になっていたのだが、疲れていたせいかあっという間に爆睡となって、一日は終わった。

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