ソヨゴの実輝きて秋一つ深まりぬ
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ソヨゴという木が好きで、土地付きの家に住める時が来たら、必ず植えようと考えていた。それが叶って早や13年となる。当初、どこへ植えるかが問題だったが、考えた結果、門の脇に植えて我が家のシンボルツリーにすることにした。ところが、4本ほどの寄せ植えとして植えたこの木たちは、その後数年経っても少しも生長せず、いつまでたっても植えた時と変わらぬ高さだった。土に問題があるのかと対策に悩んでいたのだが、7年ほど経つと今度はいきなり伸び始め、その後の数年で倍以上の高さに伸びてしまった。あまり伸びてしまうと歩道に迷惑をかけることになるので、それからは延びるのを抑えるための剪定に追われることとなった。
毎年この季節になると、それまで気付かなかった存在の実が、急に赤みを増し、秋が深まるにつれて真っ赤に輝き出す。その姿を見るのが大きな楽しみの一つである。背景に真っ青な空があれば、その輝きは一層増すはずなのだが、今年は晴れる間もなく、週末に連続して台風が来襲するという異常さで、その楽しみが半減している。
台風が去れば、今度こそは青空が続いてくれるのだろうと期待している。
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