山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

筑波山登山の記(第13回)

2014-01-03 02:24:32 | 筑波山登山の記

<第13回 登山日 2014年1月2日(木)>

 昨年分の登山を終えた後も、登りたくてウズウズしていたのだけど、新しい年を迎えるまでは我慢することにしていたこともあり、新年早々の登山となった。本当は元日に初日の出を拝したいと思っていたのだが、やはり元旦くらいは家族全員で朝の食卓を囲むべきだろうと考えて、それを優先させたのだった。それに意外と登山者も多いのではないかとも思った次第。

いつものように4時少し前に出発して、梅林下の駐車場には45分に到着。日の出は6時55分頃だと思うので、ゆっくりしたペースで登ろうと考えて、登山口を出発する。勿論未だ森の中は真っ暗で、ヘッドランプを頼りにしながらの登山である。今日も初日の出を拝もうとする登山者が多いらしく、あちこちにヘッドランプや懐中電灯の光が点滅して、いつもとは少し雰囲気の違う登山となった。

黙々と歩みを進める。ゆっくりのつもりが、人が多い影響を受けたのか、却っていつもよりも少し早い時間で御幸ヶ原に着いてしまった。6時15分である。日の出までまだ30分以上ある。ここから女体山頂上までは15分ほどしかかからない。御幸ヶ原にはかなりの人がいて、グループで登って来た人たちも多いようだ。これじゃあ狭い頂上は混み合ってしまって、じっくり日の出を味わうのは無理かなと思った。それでもとにかく行って見ることにして、そこからは今度こそゆっくりと歩くことにした。それでも20分ほどで頂上の女体山御本殿に着いてしまった。途中時々下から吹き上げる突風が厳しくて、着替えようと思っていたのに、寒さが熱を奪って、とても裸になる気が起こらず、あわてて脱いでいたウインドブレーカーを身につける。汗などは一気に何処かへ行ってしまったようだ。

     

筑波山女体山頂から見る今日のかぎろい。樹木が邪魔して、下方の霞ヶ浦などの様子が判らないのが残念。

頂上は大変な混みようで、いつもは岩に寄りかかりながらじっくりと日の出を待つのに、今日は御本殿を巡る通路までも人が溢れており、通行するのにも往生するほどだった。樹木に邪魔されずにご来光を見るのはとても無理だと判断し、一先ず下山して、下の御幸ヶ原に戻ることにする。この先何度も登るつもりでいるので、ご来光はいつでも拝することが出来るのだから、無理をすることは無い。ということで下り始めたのだが、自分以外は誰も下に向かう人いなかった。

     

立錐の余地もないというほどに混雑している女体山頂。樹木のない展望のきく場所は岩石ばかりで足場が危険である。20人もいれば超満員というほどなのに、今日は50人近くが日の出を待ちかまえていた。

丁度御幸ヶ原に着いた頃に日の出が始まった。ここからは樹木が邪魔をして、更にそれに電線が加わって、迷惑なこと夥しい。それでも何とか日の出らしい写真を撮ったりした。7時丁度下山を開始する。途中続々と登って来る人たちがいて、やはり今日は特別な日なのだなと改めて実感した。下山は快調で、1時間もかからずに登山口に着くことが出来た。足の方も何の問題もなし。

     

御幸ヶ原のケーブルカー頂上駅付近から見た今日の日の出の様子。ご来光は、どこから見ても感動的だ。

筑波山神社の初詣の人たちが続々と石段を登って来ていた。早や行列が出来ているのに驚かされた。車も続々と登ってきており、駐車場も近い方から満車になり始めているようだった。8時少し過ぎに車に戻り、直ぐに帰宅の途に着く。何だかあわただしい気分の今年1回目の登山だった。

コメント
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