【昨日(9月13日)のレポート】
≪行程≫
道の駅:くろまつない →(R5)→ 長万部・鈴木商店 →(R5) → 八雲町郊外ショッピングモール →(R5)→ グリーンピア大沼(♨)→(R5・道道)→ 東大沼キャンプ場 (泊) <118km>
≪レポート≫
今日も移動日、これといって書くこともなく、次第に帰途の現実が大きくなって来ている。何しろ明日はフェリーに乗らなければならないのである。もう少し北海道を味わいたいような、いっそさっさと帰って家の周辺などの除草や整備を終わらせたいような、ちょっぴり複雑な気持ちも湧いてきている。とにかく、今日は七飯町の大沼キャンプ場まで行って、そこに泊まるだけの行程である。
黒松内の朝はいい天気で、今日も暑くなる予感がした。昨夜はソーラーバッテリーの騒動で、電気を使わぬようにして早く寝たため、何度も夜間に目が覚めて、眠りを回復するのに往生した。起き出したいのだけど、灯りが無いので、ものを書くこともできない。これはかなり辛いことだった。そのソーラーの表示機は、朝になっても相変わらず赤の点滅を続けており、こりゃあ、やっぱりバッテリーがおかしくなっているのかなと思った。ところが、やがて8時過ぎに日差しが強くなってくると、赤の点滅はいつの間にか青に戻っていた。つまり一応は正常な状態に戻ったということだ。やれやれである。これでいつもの太祖王建も見られるというものである。さっそくBSのアンテナを合わせる。ま、大丈夫なようだけど、帰宅したら専門家に再度点検してもらい、今後の安全を期すことにした。
10時半過ぎ出発。今日はR5を南下するだけである。先ずは長万部の鈴木商店に寄り、相棒の好物のカニ弁当を買う。今年の北海道最後の名残の味を味わうためである。そのカニ弁当を手に入れた後は、少し走って、八雲の郊外のショッピングモールに立ち寄り、そこの駐車場で昼食休憩。相棒はさっそくカニ弁当を味わっていた。自分の方は餅とうきびをじっくりと噛みしめて味わう。ここで休憩する前に、近くの蔦屋書店で「カーネル」という車中泊がメイン記事の季刊誌があるか探したのだが、置いていないとのこと。先日稚内のキャンプ場でこの本に関わっておられるというHさんに写真を撮られており、掲載になるかもしれないとおっしゃっていたので、少し気になっている。自分よりも相棒の方がその関心は大のようである。この先も一応は本屋があったら覗いてみることにしている。カニ弁当を食べきれないという相棒の残した分を食べて、昼食が終わり、そのあとはしばらく寝床に横たわることにした。丁度建物の陰に駐車しており、暑さを防げるのである。さすがにこの時期となると、幾ら暑いといっても日陰に入ればぐっと涼しさが寄ってくるのである。1時間ほど眠った間に、相棒は傍のホームセンターなどで、何種類かの旅用品を買い求めて来たようだ。既に気持ちは一部来年の方にも行っているのかも知れない。
一休みの後は、東大沼のキャンプ場に行く前に近くにあるグリーンピア大沼というのに温泉があり、これがHOの無料入浴で紹介されているので、そこへ行って今年の北海道最後の温泉入浴を楽しむことにして出発。いい天気で暑い。左方噴火湾の彼方に駒ヶ岳がてっぺんに雲を巻きつけて聳えているのが遠望できる。やはりあの山はこの辺りでは群を抜いた雄峰である。噴火で吹き飛んだ頂上を修復すれば、羊蹄山に劣らぬバランスのとれたもう一つの蝦夷富士が出現するに違いない。1時間ほど走って、グリーンピア大沼に到着。初めての来訪だった。かなり大規模なレジャー施設の中核がホテルで、その後方に温泉入浴施設があった。1時間ほど温泉を楽しむ。
その後は、東大沼キャンプ場へ。ここには何度もお世話になっている。行ってみると、何とキャンプが禁止になっていたので驚いた。説明板によると倒木があり、危険なので林間にテントを張るのは禁止だとのこと。自分たちは駐車場に留めるだけなので、大丈夫であり、水やトイレも使用可ということだったので安堵。結局その泊りは数台の車とバイクだけだった。バイクの人たちは駐車場の脇の方にテントを据えて寝られたようである。早く樹木の調査が済んで、林間の宿営許可が再開されるのを願った。
今夜はTVも大丈夫なので、ほんの少し観て、早々の就寝となった。明日はついに北海道を離れる日となる。
今日(9/14)の予定】
東大沼キャンプ場 →(道道・R5他)→ 函館津軽海峡フェリー乗り場 → 大間フェリー乗り場 →(R)→ 道の駅;よこはま →(R)→ 道の駅:七戸 (泊)