見渡せば花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の秋の夕暮
定家
さびしさはその色としもなかりけり
真木立つ山の秋の夕暮れ
寂蓮
心なき身にもあはれは知られけり
鴫立つ沢の秋の夕暮れ
西行
秋になると必ず話題にのるのが
三夕の歌
新古今和歌集の
秋の夕暮れを詠った三首
間違いなく三つを言うのは
あんがい難しい
秋には秋の和歌を口ずさもうと
毎年のことだが
三夕の画賛を掛けた
賛は
大国隆正
(寛政 4年 1792~明治4年 1871)
幕末・明治維新期の国学者・神道家
画は
高 嵩嵺 コウスウリョウ
(寛政11年1799 ~ 明治8年1875)
のち高嵩谷コウスウコクの二代を名乗る
今日は九月最後の水曜稽古
朝から冷たい雨が降ったりやんだり
今は強めの雨音が聞こえる
秋の彼岸の最中だから
届いたお菓子は
萩の餅 (おはぎ)と
里の秋 (外郎製の柿)
浦の苫屋の秋の夕暮
定家
さびしさはその色としもなかりけり
真木立つ山の秋の夕暮れ
寂蓮
心なき身にもあはれは知られけり
鴫立つ沢の秋の夕暮れ
西行
秋になると必ず話題にのるのが
三夕の歌
新古今和歌集の
秋の夕暮れを詠った三首
間違いなく三つを言うのは
あんがい難しい
秋には秋の和歌を口ずさもうと
毎年のことだが
三夕の画賛を掛けた
賛は
大国隆正
(寛政 4年 1792~明治4年 1871)
幕末・明治維新期の国学者・神道家
画は
高 嵩嵺 コウスウリョウ
(寛政11年1799 ~ 明治8年1875)
のち高嵩谷コウスウコクの二代を名乗る
今日は九月最後の水曜稽古
朝から冷たい雨が降ったりやんだり
今は強めの雨音が聞こえる
秋の彼岸の最中だから
届いたお菓子は
萩の餅 (おはぎ)と
里の秋 (外郎製の柿)