村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

季廼茶話会 1月

2016-01-16 23:20:40 | Weblog
まず且坐
次は菓子付花月
東貴人且坐


掛け物は堯空筆の懐紙

堯空ギョウクウ
とは三条西実隆のこと
三条西実隆サンジョウニシサネタカ
1455~1537
室町後期の公家・歌人であり能書家だ
号は聴雪
出家し逍遥院尭空とも
和歌を飛鳥井雅親に学び
飯尾宗祇から
古今伝授を受けた

著書「源氏物語細流抄」
歌集「雪玉集」
日記「実隆公記」
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みなもとの みちなり

2016-01-15 20:25:49 | 中古三十六歌仙
中古三十六歌仙の一人

源 道済
みなもと の みちなり
? - 1019
平安時代中期の貴族・歌人

源信明の孫
源方国の子
官位は正五位下・大宰少弐


藤原道長の時代の歌壇で活躍し、
『拾遺和歌集』の撰集にも関ったという。
大江以言に師事し、漢詩文にも秀でていた

『拾遺和歌集』以下の
勅撰和歌集に61首入集
家集『道済集』
歌学書『道済十体』


今日は小正月
女正月ともいう
料理教室では
小豆粥を作ったこともあった
可愛らしい餅花を飾るから
花正月とも言うらしい
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せいしょうなごん

2016-01-15 00:23:26 | 中古三十六歌仙
中古三十六歌仙のひとり

清 少納言
せい しょうなごん
966頃 - 1025頃

清原元輔908- 990
の晩年の娘
曽祖父は清原深養父

家集『清少納言集』が伝わる。
漢学にも通じた

981頃、橘則光965- 1028と結婚し、
則長982 - 1034を生むも、離婚した
のち藤原棟世と再婚し娘を生む

一条天皇の時代、
993頃から
中宮定子に仕えた

藤原実方 ? - 998
藤原斉信 967 - 1035
藤原行成 972 - 1027
源宣方 ? - 998
源経房 969 - 1023
との親交あり

1000年に中宮定子が出産時に亡くなり
清少納言は宮仕えを辞めた
没年は不明で、墓所が各地に伝承される


今日は木曜稽古
午前中は鍼と整形外科
午後には茶の稽古
一日の過ぎるが早い
明日はのんびり






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寛延二年

2016-01-13 23:53:23 | 村雨庵 稽古 
今年正月二週目
掛け物は
短冊と色紙が貼ってある
短冊に筆者は
花園公純ハナゾノキンズミ


色紙は寛延二年正月12日
院御所歌会始
陽春布徳 院御製
楽しめる民の心も安国の
代は花鳥の春の長閑さ

寛延二年は1749年
己巳
この時の天皇は桃園天皇
江戸幕府は9代徳川家重
江戸中期末だ
幕府も安定し
花鳥の春の長閑さを楽しんだのだろう か
正月らしいお目出度い歌だ

明日は歌会始の儀が
宮中にてひらかれる
御題は
「人」


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菱葩餅

2016-01-12 23:39:57 | Weblog
箱根こす人も有らし今朝の雪 芭蕉

今朝雪が降ったらしい
だからか
寒いのなんの
でも紫兎先生の初稽古にて
気持ちは弾む

床は
お目出度い
日の出に冨士山の軸

お菓子は花びら餅
生砂糖の梅がひとつ飾りにつき
ゴボウが二本入っていた


菱葩餅は
平安時代から続いている
宮中のおせち料理のひとつで
「歯固めの儀式」を簡略化したもの
丸い餅に赤い菱餅を敷き
その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、
瓜をのせたようだ

その鮎を
のち牛蒡にかえたとか
始めは二本で最近は
一本のものが多いらしい

お正月というと
どのお菓子屋さんも
花びら餅を売っている
元々がお雑煮だそうだから
お正月にふさわしい
お目出度いお菓子だからだろう
何回食べても
そのたびに
嬉しい



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椿の花のここち

2016-01-11 23:23:42 | お勉強
月に一度の研究会
年の初めには
お酒を頂けるかも知れない
確実ではないが
とりあえず
駅でつまみのヘーゼルナッツを買った

有難いことに
頂ける様子
清酒の一升瓶が二本
傍らに控えている

先生はその一升瓶を抱えて
一人一人の朱盃に注いで下さる
では本年も宜しくお願いいたします 
一気に盃をあける
美味しい八寸も頂き
二献目を頂戴する

さあ
三献目となるが
八寸はペロリと食べてしまった
今度はヘーゼルナッツをつまみに
三献目

清らかで美味しいお酒
でも飲まれないように
ほどほどに
今年も
勉強に励みましょう

くれなゐの
小き杯たまはれば
椿の花のここちして取る  与謝野晶子




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松古今無色

2016-01-10 23:31:07 | Weblog
掛け物は 松古今無色

松に古今の色無し
朝比奈宗源筆

羊遊会の初稽古は
且坐を2回と
無言投込み花月

菓子は今年二回目の
花びら餅
干菓子は桃山製の福豆と
すはまの松



今年の七事式は
頭をすっきり集中させて
はっきりと
手続きを覚えよう

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五島美術館「館蔵・茶道具の取合せ」

2016-01-09 23:40:52 | 美術館・博物館
五島美術館の展覧展
館蔵・茶道具の取合せ
2月14日まで

瀬戸肩付茶入 銘「一本」
瀬戸肩衝茶入 銘「月迫」
瀬戸肩衝茶入 銘「神無月」

定家の小倉色紙
権中納言 藤原敦忠
「逢ひみてののちの心にくらぶれば昔は物をおもわざりけり」
歌の意味は深い

遠州の茶杓
銘「清見関」と
銘「八兵衛贈筒」
など

また
更紗や名物裂の手鑑がいくつも出ていた
いわゆるスクラップだ
手鑑の類いが
欲しい



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ふじわらの きんとう

2016-01-09 03:50:07 | 中古三十六歌仙
中古三十六歌仙のひとり

藤原 公任
ふじわら の きんとう
平安時代中期の公卿・歌人。
関白太政大臣藤原頼忠の長男。


祖父・実頼、父・頼忠ともに
関白・太政大臣を務め、
母(醍醐天皇の孫)・
妻(村上天皇の孫)ともに二世の女王。

また、いとこに具平親王、
右大臣藤原実資、書家藤原佐理がおり、
政治的にも芸術的にも
名門の出である。

関白の子として
天元3年2月15日に内裏にて
円融天皇自らの加冠により元服して
異例の正五位よが授けられるなど、
将来が期待されていた。

九条流の藤原道長の意を進んで迎え、
優れた学才により
一条天皇の治世を支え、
藤原斉信、源俊賢、藤原行成とともに
「一条朝の四納言」と称された。

道長が対抗意識を燃やしたという
逸話もあるが、

実際には寛和2年6月10日の内裏歌合で
若手貴族の代表として
道長・斉信ともに選ばれるなど、

青年時代から共に行動することが多かった。

また、実際に四納言の中で唯一、
道長が政権の座に就く以前に
参進している(正暦3年(992年)8月)。

和歌の他、漢詩、管弦にも
すぐれた才能を見せ、
道長に対して自らの才能を誇示した
「三舟の才」の逸話は、
小野宮流の嫡男として
芸術面での意地を見せたともいえる。
また、道長には迎合していたものの、
自らの門地に対する誇りは高く、
四納言の一人斉信に
位階を越された際は
半年間出仕を止めた上に、
当時文人として有名であった
大江匡衡に作らせた辞表を
提出したこともあった


寛弘5年(1008年)11月1日、
土御門殿で催された
敦成親王(後一条天皇)の誕生祝いの宴で、
酔った公任が紫式部に対して
「この辺りに若紫は居られませんか」と
声をかけた、という。
式部は(光源氏似の人も居ないのに、
どうして紫の上が居るものかしら)と思い、
その言を聞き流した、と
『紫式部日記』に見える。
なお、この逸話の条が、
本文以外で『源氏物語』に
触れられた記録の初見とされる

《ウィキペディアより》


整体の予約は4時から
1時間前に珈琲屋に行き
モンブランとコーヒーのケーキセットを注文した
ケーキはなんと200円
味はともかく
安い
驚いた


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七草

2016-01-07 23:06:00 | 村雨庵 稽古 
今日は木曜稽古
道具の出し入れをしていると
七草の茶碗を見つけた
お茶碗としては安価なものだが
使おう今日は 七草だ


元々の「七草」は秋の七草を指し、
小正月1月15日のものは
「七種」と書く。
この七種も「ななくさ」と読み、
一般には
7日正月のものを七草と書くなど、
現在では元々の意味がわからなくなり、
風習だけが形式として残った。
これらの事から、人日の風習と小正月の風習が混ざり、
1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。《ウィキペディアより》

とある
よくわからないけど
朝食は七草粥を食べた

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村雨庵初稽古

2016-01-06 23:03:47 | 村雨庵 稽古 
新しき
年の初めの初春の
今日降る雪の
いやけし吉事
家持

今日六日は
村雨庵の初稽古

わが教室では初めてのことだが
初釜はしない事にして
すぐ稽古にした

長柳は床の畳を長く這う
三宝に松を折り型で包む
掛物は一行
「福聚海無量」
観世音菩薩の福徳が
広大無量であることを、
海にたとえた語。

東大寺管長 狭川明俊筆
明治24年生

写真は
今日の菓子

菓子器は
扇面白漆の銘々皿
翁面の模様

菓子は花びら餅
まことに
美味しい

さあ
今年も
茶三昧だ





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かねみの おおきみ

2016-01-05 22:50:34 | 中古三十六歌仙
中古三十六歌仙の一人

兼覧王
かねみおう
又は
かねみのおおきみ

866? - 932
平安時代前期の皇族・歌人

文徳天皇の皇孫で、弾正尹・惟喬親王の子
一説には上野太守・国康親王の子
官位は正四位下・宮内卿。

歌人としては、亭子院歌合に出詠したほか、
『古今和歌集』に5首、
『後撰和歌集』に4首入集する


たつた姫
たむくる神の
あればこそ
秋の木の葉の
ぬさと散るらめ(古今298)


今日の鍼予約は9時40分
急いで行けば
今日は9時20分ですよとのこと
いやはや
勘違い
思い込み
オッチョコチョイ
これがよくあるのだ
それではと
珈琲屋へ行く

写真はその
モーニングセット

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ふじわらの みちのぶ

2016-01-04 22:52:00 | 中古三十六歌仙
中古三十六歌仙の一人
藤原 道信
(ふじわら の みちのぶ)

安土桃山時代中期の公家・歌人。
太政大臣・藤原為光の三男
994年7月11日に
当時流行していた天然痘により卒去。
享年23
非常に和歌に秀で、
奥ゆかしい性格と評されたという
藤原公任・実方・信方などと親しかった

小倉百人一首
52番
明けぬれば
暮るるものとは
知りながら
なほ恨めしき
朝ぼらけかな


鍼治療に行く
帰りは
オレンジタルトと珈琲
モカマタリ

ああ 
癒やされる

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正月三日

2016-01-03 23:50:46 | Weblog
三ヶ日わざとよけたる年賀かな 万太郎

正月3日
今日までが三が日

仕事をしない
掃除をしない
というのが我が家の三が日
と言うことは
いつもの通り
テレビを見て
ゴロゴロしていた
昨日の録画した映画
「天地明察」
コマーシャルが多くて
落ち着かなかったが
暦が大変重要なことはわかった
初めて日本人渋川春海の
手によって編纂された
和暦のはなしである

さあ
明日からは 少しは動こう

写真はとらやの
干支のお菓子
サルだ

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正月二日

2016-01-02 23:14:20 | Weblog
正月二日
なにするでない
ゴロゴロしているだけ

秋田の従妹が神社で足首を捻挫して
一日早く帰ることになった

三日間三食食事をし
同じテレビを見て
枕を並べて眠る
幼いときと同じように
過ごした
心配したが
夜10時過ぎ無事に家に着いたようだ

帰ったらおうすを点てて
飲みたいというので
抹茶100グラム 
茶筅三本に茶碗二個を
送った荷物の中に入れた
秋田に雪は降っているのか

雪ふりて
人もかよはぬ道なれや
あとはかもなく
思ひ消ゆらむ
   凡河内躬恒(古今329)



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