村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

釜の音

2013-03-07 20:50:35 | 村雨庵 稽古 
梅が香や五右衛門風呂の釜の音 荷風



永井荷風は明治12年小石川で生まれた
号は金阜山人キンプサンジン・断腸亭主人ダンチョウテイシュジンほか



釜の音を聴きながら
今日の稽古は
釣り釜で初炭、後炭、
棚は徒然棚か吉野棚で薄茶
濃茶は四ヶ伝の台天目
四名なので思いがけず早く終わった
まだ夕方には時間があるからと

砂糖とハカリを持ち出し
菓子部へと変身
簡単に作れる梅花糖をつくろうではないか

手前の藤色のは銀閣寺でのお菓子だが
他は皆菓子部でつくったもの

金のヤンポは
生姜を入れたデレラ嬢製
左の梅の蓋物の中は
飛び姫製で桃色は梅干し味
銀のヤンポ
緑は抹茶、藤色は紫蘇

今日は右奥の箱の中
ブルーベーリのジャム入り
人数が多いと仕事は頗る早い
乾いたら完成
簡単なお干菓子
つぎは何を入れるかな・・・





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