村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

春の彼岸

2013-03-18 19:52:42 | 茶の事
渡し舟武士は唯のる彼岸哉 其角

昨日から彼岸の入り
今日は棚経にとお坊様がいらしたが
お経が終わったらtomoちゃんが
お布施をそっとお渡し
緑の金団とお薄を差し上げる
案外お経が長かったようだ

昨日から風邪ぎみであったが
今日は朝から具合が悪い
予定のお料理へ出かける事、美容院への予約
予定は取止めて今日はゆっくり眠ることにした
とじっと寝てばかりでお坊様の時も眠っていた
冷たいお薄は にがかっただろうに・・・


写真は昨日の八寸
海のものは京都錦でおみやげに買った鰻
山のものは蕗のとう 
また京都に行きたくなった


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アイテラ氏茶名披露正午茶事

2013-03-18 00:03:49 | 村雨庵 茶事茶会
一月の予定だったアイテラ氏の茶名披露茶事
私めの風邪で延期したが
今日 無事に茶事は終えた
まずは良かった

お客様は三名 水屋は二名と亭主
懐石道具を出すのも洗うのも簡単 時間も早い

取合せの道具は亭主の道具を中心に足りないものは私のを使った
自分のだと道具を覚えなくても済む
その分楽だろうと 
まず本席の床は亭主の持ち物
山田無門筆 本来無一物
六祖慧能エノウ 638~713が 五祖弘忍の後を継ぐ
という事が決まった その偈頌である
五祖には弟子が700人程いたというが 
選ばれた慧能はただの寺男だったという


写真の
棚は八田円斎造 半月棚
水指 古高取 
薄器 唐戸面溜塗菊桐蒔絵茶器
薄茶茶杓 作は忘れた 銘は若草 
因みに濃茶茶杓の銘は平常心
両方とも亭主のものだ

 

主菓子は 亭主の名前から「一之字餅」菓子部製
銘々皿は 加藤幸兵衛窯の弥七田織部
干菓子はゴルフ最中 これのみは虎屋のだ 
転がらないように州浜でピンを作った これも菓子部



もうひとつの菓子はゴルフが趣味の亭主
グリーンと池 などどうだろうかと・・・
菓子部と相談 造ってもらったが



その調子 中々いいではないか
さあ うまく
カップイン出来るかどうか
それとも 池にポチャンと落ちるか
恐れを知らず ホールインワンを狙うか
ゴルフも人生と同じようかも
とまあ 遊んでみた



袴姿の亭主アイテラ氏
茶事が済んだ 帰りがけの言葉は
ああ面白かった   と・・・
お疲れでした
 

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