村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

目出度くも年女 キミサンの正午茶事

2013-03-09 21:44:16 | 茶事 茶会 
キミサンのお茶事は
11時半席入り
社中のみんなとご招待頂いた
わたしは家から車で5分
朝はゆっくり起きればよい
ストレスのない茶事も良いものだ

亭主のキミサンは今年の年女、
旦那様は喜寿という記念の年に
お茶事で招かれること
とても嬉しい
表千家流の炭手前を興味深く拝見
炭斗はご自作
京焼の琵琶の香合にご自分で練られた練り香
懐石は私と一緒の先生に習っている
お料理好きのキミサンの旦那様はしあわせだ
今日はお弟子様と一緒
そとのお茶事に出かけるのも
楽しいもの
濃茶茶碗は林正太郎の志野茶碗
茶入は萩 茶杓の銘は春風
それぞれに優しい思いが籠っている

前回は平成23年3月13日
あの大地震のすぐあと
今日伺った6名のうち5名はその時も参加した
みな同様に思い出深い
これからも忘れられないお茶事であろう
叉同じく茶事でお目にかかれる事の幸いを思う

道具の取り合わせや懐石の記憶より
遥かに心に残るものは
あたたかい心遣いだった
ついつい道具の事ばかり考えがちだが
茶事とは
人が人を招くのだから
なにより人が重要なのだと
感じ入った
後味の良い茶事だった



茶事の後は駅まで歩く

つぎは東京美術倶楽部へ
今日は小林忠先生
浮世絵のお話し
本をメクる時は左の下の角
その部分のみ摘みページをメクる そうだ
和本の時は試してみよう



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