村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

栄西禅師 

2009-08-06 23:34:32 | 禅語・禅
今日は木曜日稽古
来週は夏休みで暫く稽古は休みになる
少しさみしいかも

そういえばメールが入っていた
四頭の茶会が鎌倉の建長寺であるとか、茶会のお誘いである

四頭とは、中国の禅寺の接客形式であり、
栄西禅師゛の開山した 建仁寺で禅師の誕生日4月20日におこなわれる式はテレビのニュースなどでも映される
茶人なら一度は拝見し、参加したい茶会

明菴 栄西は
千光国師、葉上房とも称した。
永治元年1141の4月20日-生まれと言われているが
生年には異説がある。
喫茶の習慣を日本に伝えたことでも有名。

日本 臨済宗の開祖ゆえ
その四頭は東福寺、鎌倉の円覚寺、建長寺などでも行う
20年近く前、円覚寺の四頭の茶会に行ったことがあるからいいか、
その頃京都に行くかもなので、今回のお誘いはやめておこう

鎌倉時代 
栄西は二日酔いの実朝に
一盞の茶と茶の徳を誉むる所の書を献じたと吾妻鏡にある
その書とは「喫茶養生記」
日本最初の茶書である
実朝はその茶をのみ体の具合が良くなったのだ
そして将軍の気に入った茶は
鎌倉の武士たちから世間へ広まっていった
鎌倉時代の前半期の茶は 
まだまだ薬用であった
また禅宗の寺院内生活を定めた「禅苑清規」の中に「茶礼」があり
禅と茶とはなお密接に結びついたものだったようだ

室町時代
宋と盛んに貿易をしてたくさんの唐物が入ってくる
書籍、香料、薬品、織物、唐墨、硯、筆や茶の道具
青磁の花入や香炉、茶入や茶碗 いわゆる唐物だ まさ唐物数寄のお宝である

入手した唐物は「会所」などで飾るか
又はそれらをつかってお茶を飲む
「会所」は文化人のサロンであった

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