村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

四十帖・御法

2019-11-16 21:54:35 | 源氏物語五里霧中
御法 ミノリ
(源氏51歳春から秋)

「若菜」の大病から
紫の上の健康は優れず、
度々出家を願うが
源氏はこれを許さず、
紫の上はせめて仏事によって
後世を願う。
春から秋に掛けての、
六条院最後の栄華と
紫の上の病状が描かれる。
秋、紫の上は病死し、
源氏は深い悲嘆にくれる。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)


悲しい帖だ
人も動物も植物もなにもかもに
永遠はない
生まれたら必ず死する
林檎も蜜柑も青々しい時から
張り切って瑞々しい盛りがあり
やがて萎シオれ縮チヂみ枯れる
誰もがそれを知ってはいるが
わが身に老いや病とか
死がやってきたとき
まさか自分がと思うだろう

永遠にあるつもりの茶の会
八王子の美ささ苑や
湘南の茶事の会も
また月に一度の茶の稽古
みな今年 終わる
今までのその日その時が
まさに一期一会だったと
そんなことを凛さんと電話で話した


写真はゆうパックに付いていた切手
あまり見たことのない金額と紅葉の絵だ
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