村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

夢の跡

2024-01-28 20:26:38 | 美術館・博物館

夏草やつわ者どもが夢の跡 芭蕉

きのうの
東京国立博物館
中尊寺展の続き

国宝 紺紙金銀字一切経(中尊寺経)
平安時代・12世紀 
岩手・中尊寺大長寿院蔵

中尊寺経は
金泥字と銀泥字交互に書写され、
見返しも金銀泥にて
経意を絵画で表現した。
唯一無二の一切経。
料紙は京で調達したことが確実視され、
見返し絵も当時一流の絵師が担当したと考えられる。
藤原清衡が
八年の歳月をかけて制作させた。
かつては金色堂手前の経蔵に安置されていた。


中尊寺経の見返しの金色は
ピカピカで凄い
それから
凄いのは
金光明最勝王経 金字 宝塔曼陀羅
経典だが絵画として国宝指定
「写経」「造塔造仏」「経典解脱」
三つの功徳を一度で成就できるとされた。
とか
1幀が経典一巻
初層には釈迦、
塔の周りには色々な仏や衆生が描かれ
塔(経典)部分や仏像は
金泥で描かれ、
背景や衆生には色彩が使われている。

41番からの展示
額に入ってる掛軸のような感じ
近くにずっと寄って観ないと
その凄さはわからない
平安から鎌倉時代に流行ったとか
宝塔曼陀羅
塔を描いてあるのだが
線だと思っていたら
すべてが写経の文字
とにかく細かい

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