村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

蘆の下葉の隠れゆくかな

2024-06-28 21:45:43 | 短歌・俳句の事

 源経信
五月雨に玉江の水やまさるらむ
蘆の下葉の隠れゆくかな

源 経信
ミナモトノツネノブ
平安時代後期の公家・歌人。
官位は正二位・大納言。
桂大納言と号す。
小倉百人一首では大納言経信。
主君は
後一条天皇→後朱雀天皇→後冷泉天皇→後三条天皇→白河天皇


外は激しい雨が降っている
パラパラと脇にある茶のノートを手に取ると

塗師の道志と道恵のことがかいてあった

道志は満田 石州の定塗師
満田道志ミツダドウシ

道恵は近藤 加賀前田家代々ご用絵師近藤道恵コンドウドウエ

江戸初期から続く塗師の家系がたどれるのは
中村宗哲家のみ
満田道志家 近藤道恵家も明治維新後には家業が成り立たなくなったようだ
蒔絵の山本春正家も江戸初期から十代続いたが
やはり明治期に絶えている

と私のメモ

写真は切りぬきの藤村庸軒好みの食籠

 

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