村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

勝虫

2015-08-29 21:00:05 | 茶道具、古美術、骨董
やけに涼しくなった
蝉の鳴き声はぱったりと止み
虫の音に変わった

写真は前日の茶事の薄器
作者は
玉楮象谷
[1807~1869]幕末・明治初期の漆工。
讚岐国高松の人。
本名、藤川為造。通称、正直・敬造。蒟醤(キンマ)や中国漆器の技術を独自に消化して象谷塗を創始。

全面に虫が彫られている
中次だ
甲には勝ち虫のトンボ

真っ直ぐ飛んで後戻りをしないからとのこと
武家は好んで使ったという 
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