村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

初しぐれ

2017-11-16 02:01:37 | 村雨庵 稽古 
旅人と我名よばれん初しぐれ  芭蕉

水曜稽古が終わり外へ
木戸を閉めに行くと
自転車で稽古に来た森金さんが
「雨が降っていたようですよ
自転車が濡れてますから」
と言いながら
颯爽と走り去った
そういえば
今は降ってはいないが
地面は濡れている


今日のお菓子は
羊羹と浮島の竿もの
銘は「時雨」

時雨は
しぐれ
又はじうとよむ

晩秋から初冬にかけて
晴れや曇りを繰り返す空模様の時、
降ってはすぐ止むような雨。
通り雨。
京都の北山しぐれが有名
(とっさの日本語便利帳の解説)

陰暦の10月を時雨月とも言うからか
時雨は冬の季語だとか
準備もないままで心許ないが
もう
冬なのだ



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コメント
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