村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

大本山總持寺御両尊献茶式 大茶会

2015-06-18 23:37:20 | 茶事 茶会 
今日は總持寺の茶会
縞様と森金さんとサカチカさんの四名で参加する
参加者は600名とか 
まさに大茶会
大勢なので50名ほどで組ごとに移動する
我らは9組 56名である
組を先導し案内する係りは二名
演歌歌手の松原のぶ江に似の女性と
メンタリストのダイゴ似の大学生の男性
そう思えば見失う事も無いだろう
二人とも親切で感じが良い

その9組は
9時50分の献茶式から
茶室の時間割がそれぞれに決まっている
係りの方についていけばいいのだが
楽しみの点心はなんと14時10分
茶会が全て終了するは 16時15分

薄茶席を二席入ると
ほぼ時間通りに点心席へ案内された
窓から見える外の景色は
山門と窓いっぱいの緑である
それらをゆらす凄い雨と強い風
帰りにはやむだろうと
まずは
待ちかねたる精進料理
赤い折敷に赤いお椀



それぞれに味わって食べよう
ご飯は硬め
そして美味しい 
しっかりよくよく噛んで
完食
帰りには使った箸を頂く
その後濃茶席
菓子は伽藍餅
最後に茶室を拝見して
一通り終了
凄い雨は予想どおり上がる

雨後の緑を観賞しつつ
帰りは駅までポチポチ歩こう




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山法師

2015-06-18 00:56:59 | 村雨庵 稽古 
夕立の
雲の水脈より伝ひきて
軒端に落つる
滝の白いと  藤原有家
有家は
平安末から鎌倉初期の公家


音を立てて
雨が降っている
今日は村雨庵水曜稽古


花入には
さわわさんのお庭の山法師をいれた

山法師とは
その中心の花を
比叡山の僧の坊主頭
白い花びらを頭巾に見立てたらしい
山法師は
比叡山延暦寺の「山法師」なのだ

花水木と似ているが
花水木は花びらの先端が丸く
山法師は尖っている
そして花水木より開花が遅い

別名として 
山桑(ヤマグワ)ともいうようだ


明日は総持寺の献茶式
晴れるといいのだが




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