村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

薬湯

2013-01-29 23:19:07 | 茶の事
松籟庵さまから
体が温まるから足にもいいと思うと
お風呂に入れる「浴用長寿元」という薬湯を頂いた
10袋入っていて
ひと袋を湯の中でもむのである



色々な漢方が入っている
すぐ黄土色に染まり
風呂の中は懐かしい香りに包まれ
温泉のようだ
母の頭を洗ってやり
ついでに自分も入る
昼間のお風呂場は明るく
ゆったりと時間が流れる

芯から体が温まった
松籟庵様有難う

明日は
村雨庵の水曜稽古
掛軸には冷泉為村とある軸を掛けよう
冷泉家中興の祖の為村
冷泉為村は冷泉家15代1712~1774
霊元上皇から古今伝授を受け、
烏丸光栄や三条西公福・中院通躬にも師事した

難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花

歌の作者は王仁ワニ
応神天皇の時代に百済より来朝
『論語』『千字文』を伝来した

この花とは梅のこと
待合には竹の絵を掛けた
松の茶碗でも使い
寒さに耐え長く緑を保ちまた清く香る花を咲かす
歳寒三友の松竹梅とでもしようか



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