癸巳松籟庵新春茶事

正月3日は駒場松籟庵初春茶事
混みあう井の頭線の改札口
するりするりと人を避ける着物姿の我等六人組
と行きたいが
真正面からやってくる若い女性にドシンとぶつかりぐらり
後ろから急ぐ年配の女性に肩越しを押されてヨロヨロ
今年は足に地をつけて進みたい

松籟庵さまの待合は
探幽筆の「水仙」
本席は「清生一味友」南禅寺の11代管長、塩沢大定筆
正月の目出度い挨拶のあと　初炭　
気楽な気分で来たが　四つ椀で本懐石
向付は川喜多半泥子　懐石膳は村瀬治兵衛の独楽盆



菓子は赤坂の塩野
主菓子は「扇面」　文句なしに美味しい
干菓子もそうだとか　「巳」と「笹」
これも美味しく幸せだ

やはり茶事は良い元気が出る
茶事の中には希望がある

お招き有難う御座いました


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