以前見た掛け軸に
天保九如図と書いてあった
「天保九如図」とは、
中国の古典「詩経」の小雅天保の篇にちなみ
山・阜・岡・陵・川・月・日・南山・松柏
の九つを書き込んだ
吉祥画題のこと。
掛け物の絵柄には意味がある
例えば
達磨は 忍耐
お福さんは 商売繁盛、家運隆盛
高砂は 夫婦円満、健康長寿
富士山は 生命力の象徴
山水サンスイ画は年中がけ
山水画の中に絵が描いてある
家は 財宝
橋や滝は 人が訪れ家が栄える
川は 喜びや幸せを運ぶ
老人は 長寿を願う
庭の貝母が蕾を持った
三月から
お稽古を始めたい
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