村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

掛け軸の絵には意味がある

2021-02-21 20:24:35 | 覚えよう

以前見た掛け軸に
天保九如図と書いてあった

「天保九如図」とは、
中国の古典「詩経」の小雅天保の篇にちなみ
山・阜・岡・陵・川・月・日・南山・松柏
の九つを書き込んだ
吉祥画題のこと。

掛け物の絵柄には意味がある
例えば
達磨は 忍耐
お福さんは 商売繁盛、家運隆盛
高砂は 夫婦円満、健康長寿
富士山は 生命力の象徴

山水サンスイ画は年中がけ
山水画の中に絵が描いてある
 家は 財宝
 橋や滝は 人が訪れ家が栄える
 川は 喜びや幸せを運ぶ
 老人は 長寿を願う


庭の貝母が蕾を持った
三月から
お稽古を始めたい

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 六古窯ロッコヨウを暗記しよう | トップ | 清原深養父キヨハラノフカヤブ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

覚えよう」カテゴリの最新記事