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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

氷の僧の沓クツの音

2022-03-12 22:00:36 | お勉強

水とりや氷の僧の沓の音
芭蕉

東大寺二月堂のお水取り
今年もコロナ感染抑止のため
二月堂付近での滞在と拝観はできないようだ

今日は朝日カルチャー
先月は
講義の時間が変更になったのだが
それに気がつかず
ボーッといつもの通りにでかけた
間違えて来てしまったので
出直しますと
受付には言った
でもそれは口だけで
家で寝ていた
我ながら情けない

「先月お休みしたので、その分のレジメを頂きたい」
「受付に申し出て下さい」
「はい、わかりました」
でも
帰りは受付を素通り
レジメの事は
すっかり忘れてしまった
これもちょっと情けない

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雁は帰る

2022-03-11 22:58:30 | お勉強

 藤原敦忠 フジワラノ アツタダ
春の夜の 
闇の中にて 
なく雁は 
帰る路にぞ 
まどふべらなる

藤原敦忠 フジワラノ アツタダ
906-943 
天慶6年3月7日死去。38歳。
平安時代中期の公卿、歌人。
延喜6年生まれ。
藤原時平の3男。
母は在原棟梁の娘。
天慶2年参議。
5年権中納言,従三位にいたる。
枇杷中納言,本院中納言とよばれた。
三十六歌仙のひとり。
管弦にもすぐれた。
家集に「敦忠集」。

今日は
南方録のお勉強
久しぶりの講義で頭が回転しない
難しいからか
考えることを拒否
ボーッとしていた

 台子五十七
台子の所作 真なりとて
頑カタクな なるは悪しし。
いかにも ゆるやかに
大ようなるが 良く候

 真の中に草あり
 草の中に真あり

写真は白侘助

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惣身にひびく寒の水

2022-01-15 23:25:23 | お勉強

見てさへや惣身にひびく寒の水 一茶

今日は朝日カルチャー
くずし字入門だ

サンズイ、ニスイ、人偏、行人偏は
皆同じくずし字になることあり
どれかを選ぶ

曲などの文字は回りを書いて中を書く

石、衣、辰、
崩すとおなじようになる
横棒のいくつかは
ギザギザと伸びて
最終的には縦の線になる

利は小さく
半の文字も小さい

和歌の書き方は色々
調度手本
散らし書き
走り書き

写真は
お弟子様に頂いた
とらやのお菓子
干支と勅題
食べたかったんだ

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物ぐさ太郎月 

2022-01-04 23:11:00 | お勉強

罷出たものは物ぐさ太郎月 蕪村

ものぐさの三が日がすぎて
今日は読売カルチャーの講座
一月四日とは早い講義だ

千利休に学ぶ茶の湯
今日は
「利休の美・数寄と作意」
勉強したのだが
右から左へ
首を振ると跡形もなく消えた

教室は横浜そごうの上にあるので
帰りは地下でお菓子を買って帰る
大勢の人が行き来して
横浜は人でいっぱいだ
明日は初釜

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手に正札や

2021-12-17 22:13:37 | お勉強

 星野立子
人形の手に正札や銀狐 

今日は病院へ
その帰りは朝日カルチャーでお勉強
「茶の湯の中の漆器」
唐物と和物の茶に使われる塗物のお話しと
スライドそして
実際の道具を手にとって拝見する

盛阿弥の大棗は
底に「盛」の針彫があった
大きい棗だ
それに引換だいたい嵯峨棗は小さめだと
 鈍翁の箱の藤の実形の日の丸香合
 藤の実形の蒔絵室町時代
 小川破立の乾湿の墨形香合
 桜の木の古い中次
 鎌倉彫は時代のものと
 三橋の作のもの
 室町時代の化粧道具を見立た 
 錫縁梨地に小菊の文様蒔絵
 根來の薬器
 金林寺の古いもの
 唐物の堆朱
ほかに何があったか
忘れたがまだまだあった
漆塗りのものも陶器と同じく
手に取り
その重さも共に味わう
作られてから時間を経て
美しく透けていく漆の妙 いいね

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冬ごもり

2021-12-11 23:00:43 | お勉強

鍋敷に山家集有り冬ごもり 蕪村

『山家集』サンカシュウとは
西行の歌集
『山家和歌集』、
『西行法師歌集』の別名がある

六家集の一つ
俊成・良経・慈円・定家・家隆・
西行の六人の歌集

今日は朝日カルチャー
「源氏物語絵巻と紫式部日記絵巻」の講座を受講

これらを所蔵している五島美術館
正面玄関を入ってすぐ庭に向かうと
大きなガラス扉
扉を開けると階段があって
降りると庭に出る
庭に出て振り返ってみると
階キザハシがあり
右手には蔀戸シトミド風な壁
蔀(しとみ)戸とは 
格子を組み間に板を挟む板戸で
水平に跳ね上げて開くもの
それを真似ているようだ
この建物は吉田五十八イソヤの設計で
寝殿造の要素を現代建築に
取り入れたものである。
とのこと
1960開館
 国宝・源氏物語絵巻紙本著色 絵4面詞9面
 国宝・紫式部日記絵巻 紙本著色 絵3面詞3面

名品の『源氏物語絵巻』や『紫式部日記絵巻』は、
戦前の大収集家益田孝(鈍翁)の収集品で、
戦後、実業家高梨仁三郎の
コレクションに入っていたのを、
美術館公開を決意した五島が
コレクションを強化・補強する目的で
死の直前に入手したものである。
(ウィキペディアヨリ)

この講座を受けたので
日本の古本屋で
「紫式部日記絵巻と王朝の美」
「 源氏物語と紫式部展」を買ってしまった

写真は
狭い狭いうちの玄関の中
お花は何の記念日でもないが
意味もなく頂戴したもの
有難いが
うちには立派過ぎてる

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炭売に

2021-12-10 23:44:17 | お勉強

炭売に日のくれかゝる師走哉 蕪村

今日は南青山へ
お勉強
表参道からけっこう歩いた
足は少し痛くなったが
そのくらいは仕方ない
歩いて筋肉つけた方が良いだろう
行き先は青山生涯学習センター
そんなような名前の建物
能楽の勉強会
今日は「ワキ」のお話し
知らないことばかりで
勉強になった
講義が終り
さあ帰りましょうとなったとき
一緒に講座を受講している女性から
質問された

炭手前の最後にする
「ア」掃き
羽根で釜の蓋をアのように清める
その事を
しない場合があるかというのだ

普段は必ずする
茶事であろうがなかろうが
でも釜に水をいれた場合
後炭や初炭所望と盆香合は
茶巾で蓋を清めるのでしない
そして
真之炭には「ア」掃きはない
以上

写真は高輪ゲートウェイ駅から撮った

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時雨ぞら

2021-12-07 23:15:43 | お勉強

 芥川龍之介
臘梅や枝まばらなる時雨ぞら

今日は読売カルチャーへ
◆利休の美
「見立てと目利き」
中々難しい

読売カルチャーは横浜そごうの九階にある
そごうの開店時間は10時
開店を待つ人々が
大勢並んでいる
係りの人に指示され
四列にならび
最後尾にはプラカードを持った係の人がいる
五分前くらいに着いたので
その最後尾についた
カルチャー教室の始まりは10時半
何も急ぐことはないが
デパートの開店を待っている熱気のようなものが
段々伝わって
いざ開店になると皆さん早足で入店する
私もそれに合わせて急ぎ足をせざるを得ず
それで少し足を変にしてしまい
講義中ずっと右膝辺りが痛く
講義の内容が今一つ入らなかった
まあそういう時もあるだろう

写真は
若い友人が送ってくれたもの
12月は臘月
この花は臘梅

ロウバイは
ロウバイ科の落葉低木。
高さ2〜4メートル。
1、2月ごろ葉より先に、香りのある花を開く。
花被は外層が黄色で光沢があり、
内層が紫褐色。
中国の原産で、観賞用。
「唐梅」とも言う。
毒性
種子などに
アルカロイドであるカリカンチンを含み
有毒。
中毒すれば
ストリキニーネ様の中毒症状を示す。
薬用
花やつぼみから抽出した蝋梅油を
薬として使用する。
中国では、
花をやけどの薬にすると言われている

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入り来るものは木の葉なりけり

2021-11-19 22:41:16 | お勉強

 源 俊頼ミナモトノトシヨリ
山里は 
柴のかこひの 
ひまをあらみ 
入り来るものは 
木の葉なりけり

源 俊頼
ミナモトノトシヨリ
平安時代後期の貴族・歌人。
宇多源氏、大納言・源経信の三男。
極位極官は従四位上・木工頭。


今日は朝日カルチャーへ
お勉強に
しっかり講義をもれなく聞きたい
前から二番目の席に座る
でも前には誰もこない
講義は進みスライドが始まった
教室は暗く先生のお声は
魔法のお声
眠くなくても必ず眠気を誘う
お声とお話し方
ひたすら睡魔と戦ったが
寝てるのは先生は
多分ご存知

写真は近所から見た月食
今日は「ほぼ皆既」月食
89年ぶり
次回は65年後

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松にもかよふ木枯のこゑ

2021-11-14 22:40:19 | お勉強

 樋口一葉ヒグチイチヨウ
身にしみて 
寒けかりけり 
色かへぬ 
松にもかよふ 
木枯のこゑ

今日は晴れ
わりと暖かい
朝日カルチャー新宿へ
久々の新宿駅
いつもの方向へ向かうが
西口の改札口がない
代わりに
西改札口と東改札口ができ
広い通路が東口まで繋がっている
昨年七月にできた東西自由通路
このへんは全く変わった

西口へ出て
歩く通路を通り
新宿住友ビル十階へ 

今日の講座は
玉蟲敏子先生の
近世初頭の書物と装飾の美
オンラインと教室との講座で
私は教室を選んだ
教室は七名くらい
内容は出版や印刷の歴史
嵯峨本に関わる人物
宗達と角倉素庵と光悦のこと
時間は一時間半
難しくて
たいして頭に入らないが
勉強したような気がする
という自己満足
まあ そんな一日
写真は
高層ビルと紅葉

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時雨する夜も

2021-11-13 21:57:17 | お勉強

源 頼実ミナモトノヨリザネ
木の葉ちる
宿は聞き分ワくことぞなき
時雨する夜も
時雨せぬよも

源 頼実
ミナモトノヨリザネ
平安時代中期の官人・歌人。
源頼国の三男。
和歌六人党の一人。
『袋草紙』などに
残りわずかとなった自身の命を
秀歌一首と引き換えられるよう
住吉大社に祈って夭逝した
という逸話があることで知られる。


今日は朝日カルチャーの
源氏物語の詞書コトバガキのお勉強

難しくてはじめはなんだかわからない
源氏物語の詞書きの筆跡は
五種類ある とのこと
それだけ知ってれば良いだろう

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はかなき花は雨ゆえに

2021-11-12 23:41:16 | お勉強

 長塚 節ナガツカタカシ
山茶花の
はかなき花は雨故に
土には散りて
流されにけり

長塚 節ナガツカタカシ
歌人,小説家。
茨城県生れ。
正岡子規に師事して短歌,
写生文を学び,
《アララギ》同人となって,
万葉調の写生歌を詠む。
また夏目漱石の推挙で長編《土》を
《東京朝日新聞》に連載。
1914年―1915年短歌の連作
《鍼(はり)の如く》を発表。


今日は
能のお勉強と
南方録の読書会
場所は新橋

能の上演方式は
江戸時代初期以降は
五番立ゴバンダテといい
神,男,女,狂,鬼
しんなんにょきょうきの順に
五番の能を、間に狂言を演じるのを正式とした。
今日では、能1番に狂言1番。
または能2番か3番に
狂言1番の演能が多い。

右から左へ忘れてしまうが
勉強になった
写真は新橋

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炉開や森の落葉樹

2021-11-02 22:56:34 | お勉強

貧に処す炉開や森の落葉樹 山頭火

今日は読売カルチャー教室へ
また 出かけるの
とでも言われそう

お勉強です
茶の湯の文化史のお勉強
でも
帰りにサカチカさんと合流
久しぶりに外食
外にマスク会食お願いします
とある
默食にて
お喋りはマスクする
酸辣湯麺スーラータンメンを食べて
それだけ
でも嬉しかった

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訪トひくる友を待つ宵の

2021-10-05 23:38:10 | お勉強

遠くより
訪トひくる友を
待つ宵の
夢は楽き
ことのみにして 益田鈍翁

茶の湯こそ
せぬ人もなき
てすさみの
心のするは
世にもまれなり 千道庵

ウィキペディアで茶道をひくと

茶道(さどう、ちゃどう)は、
日本伝統の湯を沸かし、茶を点て、
茶を振る舞う行為(茶の儀式)。
また、それを基本とした様式と芸道。
元来「茶湯(さのゆ、ちゃのゆ)」といった。
千利休は「数寄道」、
古田織部は「茶湯」、
小堀遠州は「茶の道」という語も使っていたが、
江戸時代前期には
茶道とも呼ばれるようになった(『茶話指月集』『南方録』など)。
表千家では「さどう」、
裏千家では「ちゃどう」と読む。

主客の一体感を旨とし、
茶碗に始まる茶道具や
茶室の床の間にかける
禅語などの掛け物は
個々の美術品である以上に
全体を構成する要素として一体となり、
茶事として進行する
その時間自体が総合芸術とされる。
(ウィキペディアヨリ)とあった。

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黒樂の茶碗の缺カケや

2021-09-13 23:49:37 | お勉強

黒樂の茶碗の缺カケやいなびかり 酒井抱一

今日は
古筆のお勉強
琳派の歌仙画

琳派とは
桃山時代後期に興り
近代まで活躍した、
同傾向の表現手法を用いる
造形芸術上の流派、
または美術家・工芸家らや
その作品を指す名称である。
本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、
尾形光琳・乾山兄弟によって発展、
酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた
(ウィキペディアヨリ)

琳派に分類される画家・芸術家

本阿弥光悦(1558年 - 1637年)
俵屋宗達(江戸初期)
俵屋宗雪(江戸前期)
喜多川相説(江戸前期)
尾形光琳(1658年 - 1716年)
尾形乾山(1663年 - 1743年)
渡辺始興(1683年 - 1755年)
深江芦舟(1699年 - 1757年)
中村芳中(生年不詳 - 1819年)
酒井抱一(1761年 - 1828年) - 江戸琳派とも。
鈴木其一(1796年 - 1858年)
池田孤邨(1801年 - 1866年)
酒井鶯蒲(1808年 - 1841年)
村越其栄(1808年 - 1867年)
山本光一(1843年? - 1905年?)
尾形月耕(1859年 - 1920年)
神坂雪佳(1866年 - 1942年)
(ウィキペディアヨリ)

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