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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

夜ごと夜ごとの

2022-07-30 23:57:59 | お勉強

ひなげしや
夜ごと夜ごとのあけやすき 龍之介

写真は
いつものパン屋さんのパンがたくさん
今日でお店を閉めるとのことで
四時頃 お疲れ様の缶ビールを持参
すごく重たかった
頼んだパンを取りに行く
ちょっと話すと泪が出ちゃうから
そごうの横長の大きな紙袋をエイっと差し出した

何でもずっと続くとは限らないことを知ってはいるが
お気に入りが一つなくなるのは
残念
好きなものが食べられなくなるのは
残念
でも良くあること
パン屋さんロスは次の美味しいパン屋さん

今日は朝日カルチャー
講義が終わった所で
同じ講義を受けた生徒さんか
ら話しかけられた
書道の先生かな
私よりちょっと若いかな
漢字を書いてるとのこと
上手なんだろうなと
思いながら暫しお喋り
けっこう話が弾んで気持ち良い
エレベーターを一緒に下りて
私はそごう
彼女は高島屋
またの授業で会いましょう

楽しかったです

 

 

 

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祇園會や

2022-07-17 23:25:48 | お勉強

祇園會や真葛原の風かほる 蕪村

今朝、BSで祇園祭の生放送があった
いいな 京都

今日は
朝日カルチャーの
茶の世界という講座へ
今回は先生が二文字の
灰型を実際に押して
見せて下さり
そのあとにはお菓子とお薄を頂戴した
たまたま
吸い寄せられるように座った席
挨拶をすると、お隣さまは知りあいだった
私の四十代の時によく御一緒した
Aさんだった
お話しをするのも懐かしく
嬉し
また、講義と実技を拝見して
お茶のお勉強をしました
という感じ
良かった

灰型の作り方は
私が習ったのとは違っていたが
次はこれでやってみよう
お話では
月によって灰の量も変える
暑いときは
炭の火を見せないように
灰を多くし
秋になり涼しくなった頃は
灰を低くして 火を見せる
炉もはじめは平釜
それから深い釜を使いながら
二月は一番大きく
それから小さくなるとのお話し

炉の灰は
炉開きの頃は
灰も少ないが
炭の手前をするうちに灰も増えてくる
ゆえに炉を覗いても
季節がわかるのだと
何かの本で読んだが
風炉の灰も
灰型と灰の量を見れば
それも季節がわかるということか

私の灰型は
稽古日には毎回二台を作るが
とりあえず作るだけで
上達しない
ただ早いだけが取り柄
今度は今日の方法で頑張ってみる

写真は
土曜日の根津美術館のお庭
雨が降った後だから
文句なく綺麗だ

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紫の睡蓮の花

2022-07-15 23:34:14 | お勉強

 与謝野晶子
紫の睡蓮の花ほのかなる
息して歎く水の上かな

今日は朝日カルチャーへ志野焼のお勉強
室町時代の茶人・志野宗信が
美濃の陶工に命じて作らせたのが始まりか
資料がなく不明とのこと
土砂降りの中
お盆なのでお坊様が棚経をあげに見えた

写真は
高畠式部の朝顔の短冊
一部読めない

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風姿花伝フウシカデン

2022-07-08 22:50:29 | お勉強

風姿花伝フウシカデンに
「まづ、
 この道に 至らんと思はん者は、
 非道 を行ずべからず」とある
非道とは→専門外の道とのこと
能では能楽以外の事はするなと言う事
以前
お茶の先生から言われたことがある
 私が長唄をやってみたいというと
「お茶以外の稽古事はしないように」と言われたが
同じことだろう

いにしえの頃から
稽古ごとを極めんとすれば
非道は行わない方がお勧め
又この後に
「ただし歌 道 は
 風月 延年の かぎりなれば
 最も これを用ふべし」
とあって
歌道は必ずやりなさいとうのだ

写真は,熱海のMOAのお茶室の裏

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かたまりし暑さの果

2022-07-02 22:06:29 | お勉強

かたまりし暑さの果や雲の峰 千代女

今日も暑かった
香の_
崩し字の読み方
伊勢物語絵巻の詞書コトバガキを読む
筆者は愛宕通福オタギミチトミ、、あぅ

愛宕通福オタギミチトミは
寛永11(1635)~元禄12(1699)66没
江戸時代の公卿
愛宕家オタギケの祖であり
中院通純ナカノインミチスミの猶子ユウシ
権大納言従二位

詞書コトバガキは
むかし、男ありけり。
いかがありけむ、
その男すまずなりにけり。
のちに男ありけれど、子ある仲なりければ、
こまかにこそあらねど、
時々ものいひおこせけり。
伊勢物語94段の途中まで読んだ

写真は虎屋の夏梨 運ぶ時転がって三角

 

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しづ心なく見ゆる早乙女

2022-06-17 23:26:10 | お勉強

 藤原顕季
たねまきし 
早苗の稲の 
おひぬらむ 
しづ心なく 
見ゆる早乙女

 藤原 顕季フジワラノアキスエ
平安時代後期の貴族・歌人。
藤原北家魚名流、正四位下美濃守・藤原隆経の次男。
官位は正三位・修理大夫。
六条修理大夫と号した。
歌道家の流派の一つ 六条藤家の祖。
善勝寺流初代。
(ウィキペディアより)


今日は午前中
病院に行く
ガンの再発の検査だが
毎回緊張する
今回も何とか無事だったが
次回もそうだとは言えない
次の検査は半年先 
それまでは取り敢えず
普段通りに生活できるだろう
勿体ないから怠けずに
自分を楽しもう

午後は朝日カルチャ-へ
楽茶碗のお勉強
楽家の土は
先代のを使うことになっているようだ
反対に釉薬は自分で作った使うとか
四代一入の黒茶碗は土見せになっていた
「この土が聚楽土」
「了入の時に京都に大火があり、
次ぎの代の土がなくなってしまった。
そのあとは伏見の土になり、
土は白くなった。」とのことだ
今日習ったこと全て
忘れなければ良いのだが

写真は
まだまだ整理されてない渋谷

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茶話指月集とは

2022-06-07 23:35:23 | お勉強

今日は読売カルチャーにての
茶話指月集のお勉強

茶話指月集とは
茶道の逸話を集めた茶書。
宗旦四天王の1人藤村庸軒の女婿久須美疎安が、
義父から聞いた茶話をまとめたもの。
1701年(元禄14)に出版された。
二巻。
利休、宗旦の逸話が七十数話収められており、
逸話集では最初の版行茶書であった。
元禄時代(1688~1704)を迎えて
茶道人口が増加するとともに、
数寄雑談のための参考書が望まれ、
それが本書の版行に結び付いたものと考えられる。
(コトバンクより)

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若き六月

2022-06-04 22:38:14 | お勉強

 与謝野晶子
太陽の 
もとに物みな 
汗かきて 
力を出だす 
若き六月

今日は
朝日カルチャー
「変体かな読みこなしの基礎」
一回のみの講座だ
一度聞いただけでわかるはずがないが
一応受けてみた
習ったことを忘れなければドンドン積み重ねて
知識が増えるのだが
忘れる
すぐ忘れる
また講義を受ければよいので
忘れても良しと しよう

昼間は紫外線が強い
出掛けるとき日傘を忘れて
取りに戻った
紫外線が髪の毛に悪いらしいと
美容院で聞いた
帽子も常に被っている方が髪の毛に良いらしい
そうか
帽子を買おう

写真は鶴屋八幡の七月の干菓子
蟹が居る それも六種類

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ほとゝぎす初声きけば あぢきなく

2022-05-13 23:06:38 | お勉強

 素性法師
ほとゝぎす
初声きけば 
あぢきなく 
ぬしさだまらぬ
恋せらるはた

【素性法師】ソセイホウシ
平安前期の歌人。
生没年不詳。
三十六歌仙の一人。
僧正遍昭の子。
俗名 良岑玄利(よしみねのはるとし)。
出家して雲林院に住み,
896年(寛平8)雲林院に行幸の日,
権律師となり,
後に石上(いそのかみ)の良因院に移った。
宇多天皇時代に最も活躍し,
《古今集》の撰者たちと親交があった。
《古今集》以下の勅撰集に60首,
家集に《素性集》がある。
(コトバンクヨリ)


今日は南方録のお勉強
なかなか難しい

台子の
 天板の
茶入は陽
茶碗は陰
 地板の
風炉釜は陽
水指は陰
 杓立の
火箸は陽
柄杓は陰

写真はユリノキの花
ユリノキは
別名ハンテンボク
葉っぱがハンテンに似てるから

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心ざし深きみぎはのあやめ草

2022-05-03 23:28:07 | お勉強

 源 順 ミナモトノ シタゴウ
心ざし
深きみぎはの
あやめ草
ちとせのさつき
いつか刈るべき

源 順 ミナモトノ シタゴウ
911〜983
平安前期の歌人
嵯峨源氏。
挙 コゾルの子。
『後撰和歌集』の撰者の一人。
梨壺の五人の一人。
百科全書『倭名類聚抄 ワミョウルイジュウショウ』の著者。
三十六歌仙の一人。
家集『源順集』。


今日は読売カルチャー
利休の侘び茶の世界
『長闇堂記』
長闇堂は
奈良春日大社の゙禰宜ネギの
久保利世のこと
通称久保権太夫クボゴンダユウ
江戸前期の茶人
○北野大茶の湯に出かけ
感動して茶人を志した
○長闇堂の長は
鴨長明から遠州が名付けた
この二つしか記憶に無い
でも忘れなければ
これで十分

横浜駅はものすごく混んでいた
そごうの地下は
どこのお店も人が並んでる
柏餅でも買ってるのだろう

写真は
友人が送ってくれた

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おもはれ顔の 海棠の夕

2022-04-15 23:47:05 | お勉強

 与謝野晶子
春雨に
ぬれて君こし
草の門よ
おもはれ顔の
海棠の夕

今日は朝日カルチャー
楽のお話し
楽焼には
黒楽と赤楽があり
 黒楽は黒だけだが
 赤楽には赤だけではなく
    白や緑もある

焼き貫の灰器は
窯に焼きっぱなしにすることで
取り出して水に入れたら引出し黒になる

長次郎は樂家初代。
中国出身の
父・あめや(阿米也、飴屋または飴也)と
母・比丘尼の間に生まれた。

帰りはそごうの地下のお菓子屋さんへ
白小豆の三笠山二つ買った

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呉俊明ゴシュンメイ

2022-04-11 23:14:01 | お勉強

写真は
呉俊明ゴシュンメイ

五十嵐 浚明イガラシシュンメイのこと
元禄13年(1700)~天明元年(1781)
江戸時代中期の新潟の絵師、漢詩人。
本姓は藤原、
修姓は呉。
諱は安信、
後に浚明。
字は方篤、後に方徳。
号は思明、孤峰、穆翁、竹軒。
江戸で
狩野良信栄信に狩野派、
京都で
竹内式部に経学を学び、
宇野明霞・片山北海・池大雅等と親交した。

今日は研究会
教室を出るや否や
勉強したことは
霧のごとく消え去るが
指し木するために
遠州木槿の枝と
三種類の椿の枝を頂戴するのは忘れず
家まで持って帰った

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花は根に鳥は古巣に

2022-04-08 23:53:05 | お勉強

 崇徳院
花は根に鳥は古巣に帰るなり
春のとまりを知る人ぞなき
『千載集』

晩春だ
二十四節気5日の清明が過ぎると
まさにその通り
桜は満開
野草や木々の花が咲き始める
万物の清々しい生命力
が溢れるのだ

案外この時期は体調が悪い
一気に行動せず
体調と気候とを
少しずつ様子を見ながら
動くことにしている
明日は「大仏開眼の日」
752年(天平勝宝4年)
聖武天皇の発願の東大寺の大仏完成、
開眼供養会(魂入れの儀式)が行われた日。


今日は
南方録のお勉強
『南方録』は七巻からなる
一「覚書」
二「会」
三「棚」
四「書院」
五「台子」
六「墨引」
七「滅後」
それと
「墨引」
利休が後に残さぬように
と墨を引いたという

今日で台子まで終わった
私は休んでばかり
内容は入っていない
まあ
ゆっくり行こう

写真は
教室の窓からの桜

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久須美疎安クスミソアン

2022-04-05 21:59:20 | お勉強

今日は読売カルチャー教室
茶話指月集をちょっとだけ勉強した

茶話指月集は
チャワシゲツシュウ
久須美疎安クスミソアンが
義父の藤村庸軒から聞いた茶話をまとめた。
利休、宗旦の逸話が
七十数話収められている。
1701年(元禄14)に出版された。
二巻。


久須美疎安クスミソアン
寛永13(1636)~享保13(1728)
江戸中期の茶人。
千宗旦の弟子
藤村庸軒の女婿。
名は小兵衛。
洗竹庵,鷯巣などと号した。
京都上京新在家の人。
のち鴨東の岡崎に住し,
石河自安,京極高広(安智)らと共に
岡崎三隠士と呼ばれた。
茶を宗旦,庸軒に学んだので,
宗旦門下ともされる。
元禄14(1701)年,
庸軒による
宗旦からの聞き書きを主とした
『茶話指月集』を板行。
茶の湯の逸話集としては比較的早い成立。
庸軒の茶道具を彷彿させる手作りの茶碗,
茶杓などが残るが,数は少ない。
(コトバンク)
また今日の講義で
千利休伝来の鷲棗を所持していた。と知った。

写真は
駅までの道
学校の裏の道が
さくら色になっていた

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茶入の分類

2022-03-18 21:09:18 | お勉強

茶入の分類は難しい
同じ瀬戸でもいろいろある
私はそれを椿手と思っていたのだが
大覚寺手と教えて頂いた
わかっているつもりでも
時間がたつと
誤解や勘違いが発生する
まあそのあやふやさを刺激されて
確認する作業が楽しいのかも知れない

よくわからないのが茶入
手元の本を見ると

茶入を三つに分ける
①唐物
②和物
③島物
唐物は
漢作と藤四郎唐物
 和物は三つに
瀬戸本窯と瀬戸後窯と国焼
 瀬戸本窯は
古瀬戸
真中古
金華山
破風窯
 瀬戸後窯は
利休窯
織部窯
正意作
宗伯作
源十郎作
新兵衛作
万右衛門作
茂右衛門作
吉兵衛作
 国焼は
祖母懐
信楽(伊賀)
膳所
丹波
備前(伊部)
志戸呂 
高取
薩摩
唐津
高取
とある
茶入の分類には別の分け方もあったような気がする
それは又

写真は
練りきりかこなしか
ご存知ドラえもんの和菓子
御弟子様のAKIさんからの
誕生日プレゼント
ローソンで買ったそうだ
こうくると
写真を撮らずにはいられないね

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