身にしみて
秋は知りにき
荻原や
末越す風の
音ならねども
(狭衣物語)
今日は朝日カルチャーの
「崩し字を読む」
講師は出光美術館の笠嶋先生
お話はマシンガントークで
実に面白い
今日は狭衣物語の一部を読んだ
【狭衣物語】サゴロモモノガタリ
作者は、
源頼国の娘(禖子内親王宣旨バイシナイシンノウセンジ)説が定説。
延久・承保(一〇六九‐七七)ころ、
院政以前の成立と推定。
狭衣大将の、
いとこの源氏宮との
とげられぬ恋を中心に、
女二宮や飛鳥井の姫君との
悲恋を述べる。
「源氏物語」の影響が濃い。
(日本国語大辞典ヨリ)
かつら男すまずなりけり雨の月 芭蕉
台風のせいで
強い雨が降ったりしてる
今日は朝日カルチャー
「茶の世界」なる講座へ
灰型の遠山を勉強した
こんど造ってみようかな
大綱宗彦
だいこう-そうげん
安永元年(1772)~安政7年(1860) 89歳
大徳寺435世。
大徳寺塔頭黄梅院第14世。
和歌、茶の湯を能くし、書画に優れた。
裏千家十一代玄々斎宗室、
表千家十代吸江斎宗左、
武者小路千家七代以心斎宗守と交流。
永楽保全の参禅の師。
大綱和尚
読み方は
タイコウ和尚だと思っていた
濁るのか
掛物には贋作があるようだ
写真はガマ
樋口一葉
夜もすがら聞くともなしに聞てけり
いをねぬねやのこほろぎの声
今日は金曜日
午後から朝日カルチャー織部の焼物の勉強へ
教室が暗くなりスライドになると
とたんに睡魔がやってきた
ちょっと眠った
暗いからね
今日は午前中に
菜画子様とちょっと車でお出かけ
用事は一時間半で完了
手土産にラ・メゾン白金のお菓子を頂戴した
ショコラサンドとタブレット
ひとつずつ包んで
カルチャーで一緒の
ケンケンとサカチカさんと
みもとさんに差し上げ
もう一人講師の先生にもと
少しずつお福分
写真は東京大茶会がひらかれるパンフ
浜離宮では
10/22土曜日.
10/23日曜日
昨日はブログを書けなかった
短歌の締切で
結局できず爆睡
今日何とか頑張ったが
駄作だ
湯原王
月詠の光りに来ませあしひきの
山きへなりて遠からなくに
か今日は朝日カルチャー
藤原定家の「近代秀歌」
『近代秀歌』(きんだいしゅうか)とは、
1209年(鎌倉時代前期)に
源実朝の依頼に応じた
藤原定家によって書かれた歌論書である。
「詠歌口伝(えいがくでん)」とも呼ばれる。
全く知らなかった
定家本人がすべてを書いたわけではなく
回りの人も協力している
定家の指導で書いたのだろうし
勿論
それは偽物というものではなく
それも定家の書であるとのこと
写真はコスモスが咲いたという
紀貫之
うゑてみる
菊といふ菊は
千代までに
人のすぐべき
しるしなりけり
今日は金曜日
風姿花伝を勉強する
風姿花伝フウシカデンは
世阿弥ゼアミの残した21種の伝書のうち
最初の作品。
能の修行法・心得・演技論・演出論・歴史・能の美学など
世阿弥自身が会得した芸道の視点からの
解釈を加えた著述になっている。
明治42年(1909年)に
吉田東伍が学会に発表し一般も読むことができるようになった。
それまでは
金春宗家の相伝の「秘伝書」だった。
今日は年齢別カリキュラムである
「第一年来稽古条々」が終わった
なるほどと思うことばかり
写真はコスモス?何
花びらが華やかだ
蟷螂トウロウの斧オノほのぼのと三日の月 子規
蟷螂トウロウの斧オノとは中国のことわざ
《カマキリが前あしを上げて、
大きな車の進行を止めようとする意から》
弱小のものが、
自分の力量もわきまえず、
強敵に向かうことのたとえ。
以前所持していた車軸釜のカン付は
蟷螂だった
抽象的なデザインゆえ
言われないと
カマキリに見えない
この諺から
車軸釜にはカマキリなのだ
今日は読売カルチャー
茶話指月集を読んでいる。
茶話指月集 チャワシゲツシュウとは
茶道の逸話を集めた茶書。
四天王の1人、藤村庸軒の女婿
久須美疎安が
義父から聞いた茶話をまとめたもの。
1701年(元禄14)に出版。二巻。
利休、宗旦の逸話が七十数話収められており、
逸話集では最初の版行茶書。
源実朝ミナモトノ サネトモ
きのふこそ夏は暮れしか朝戸出の衣手さむし秋の初風
今日は土曜日
朝日カルチャーへ行く
午後からなので
まだ時間があるからと
横浜そごうへ寄った
鶴屋八幡でお菓子を買ったあと
うろちょろすると
その近くに今川焼の店があった
よせば良いのに
何となく食べたくなって二人目に並んだ
赤と白の二種類のあんこ
「白と赤を二つ」と注文する
若い男性の店員が
無表情に「何個 ですか」と
吐き出すように言われた
私はその意味がわからず
戸惑った
そうか白の数を言わなかったからか
「ああそうそう、白一つと赤二つです」
そうだ講師の先生にも差し上げようと思い
「それと赤ひとつだけ別に下さい」
と私
その私の言い方が悪かったのか
若い男性の店員は
早口でぶっきらぼうに
「追加ですか?」
「三つの中のを別にするのですか?」と又、怖い顔をして言う
怒ってるのか
叱ってるのか
びっくりしたので
「ねえ怒ってるの?」と聞いてみた
返事がないから、もう一度
「怒ってるのですか?つうの」
店員「怒ってません」
だって
ならその言い方はなによ
注文の言い方が悪いかもしれないけど
そんなに言われるほどのことはないはず
思ったけれどがまんの無言
でも気分が悪い
怒りがポコポコ沸騰しつつある感じ
いやいや、落ちついて
店員さんが怒ってないというなら
それなら いいではないか
後ろに並んでいたカップルが
それを見ていて
「店員の態度がひどいね」と私に言った
私は
「ねっ」とカップルとうなずきあった
怒りたいけど、これから朝日カルチャーだし
怒ると疲れるから怒らない
怒らない
ひとつ追加した今川焼は
講師の先生にと求めたもの
帰りのエレベーター前で、
ひとつだけを紙に挟んだだけの簡易包装を
失礼かと思いつつ
差し出すと先生は
「いいです、いいです」と手を横に振る
お渡しすると
怒りの消去ができるはずで
何とか受取って頂き
これで怒りは完全消去
今日の講義内容は
教室を出たとき既に
ほぼほぼ消去してたから
来月こそは
平穏であるように頑張ろう
今日は伝来・ 玳皮盞天目
☆玳皮盞天目【大名物・国宝】
仕覆・・・紹鴎緞子
覆輪・・・真鍮
書付・・・松平不昧
伝来・・・上田三郎右衛門~松平不昧代々・伯爵直亮~萬野家
所蔵・・・萬野美術館 (2004年2月28日閉館)
☆鮐皮盞・梅花紋[たいひさん]
仕覆・・・白地古金襴
覆輪・・・無
台・・・・若狭台
書付・・・小堀遠州
伝来・・・小堀遠州~姫路酒井家代々・伯爵忠正
☆玳皮盞天目・玉取龍紋 【名物】 覆輪・・・無
台・・・・尼崎台
伝来・・・鴻池善五郎~男爵藤田平太郎
所蔵・・・藤田美術館
☆玳皮盞天目・尾長鳥天目・唐花尾長鳥紋【中興名物】
別名・・・鸞天目
仕覆・・・卍形内梅鉢紋白茶地金入緞子
覆輪・・・無
台・・・・砂張覆輪黒塗唐物台(青貝菊模様)
伝来・・・土屋相模守政直~福知山藩主朽木昌綱代々~ 赤星弥之助~男爵益田鈍翁
☆玳皮盞天目・文字天目 【中興名物・重要文化財】
仕覆・・・白地小牡丹古金襴
覆輪・・・無
台・・・・存星、青貝
伝来・・・大徳寺龍光院什物~天王寺屋五兵衛~男爵鴻池善右衛門
☆玳皮盞天目・菖蒲花紋
仕覆・・・茶地銀モール
覆輪・・・銀
伝来・・・尾張徳川代々・侯爵義親
所蔵・・・徳川美術館
建盞ケンサンとは
建窯ケンヨウで焼かれた茶碗。
盞は小さい茶碗の意。
北宋時代すでに天下一の茶碗として名高く、
建盞の名でよばれていた。
☆建盞天目・建山天目【名物】
仕覆・・・萌黄地牡丹唐草金襴
覆輪・・・銀
台・・・・芙蓉台(利休形)
書付・・・不見斎
伝来・・・千利休代々・認得斎~侯爵井上勝之助
所蔵・・・藤田美術館
☆建盞天目・禾天目
覆輪・・・無
台・・・・堆朱台
伝来・・・尾張徳川家代々~野村徳七
所蔵・・・野村美術館
☆灰被天目【大名物】
覆輪・・・砂張
伝来・・・油屋常祐~家康~尾張徳川義直代々
☆灰被天目【大名物】
覆輪・・・砂張
伝来・・・油屋常祐~家康~尾張徳川義直代々・侯爵義親
所蔵・・・徳川美術館
☆灰被天目【中興名物】
仕覆・・・萌黄地緞子
覆輪・・・銀
台・・・・青貝唐草紋七宝紋
伝来・・・不明~松平不昧・雪川代々・伯爵直亮~野村徳七
所蔵・・・野村美術館
☆灰被天目
仕覆・・・二重蔓大牡丹古金襴
覆輪・・・銀
台・・・・堆朱牡丹模様
伝来・・・江戸札差十人衆川村伝兵衛~男爵岩崎弥之助・小弥太~広田松繁
所蔵・・・東京国立博物館
☆夕陽天目(灰被天目)【大名物】
仕覆・・・蜀江錦
覆輪・・・銀
台・・・・尼崎台
伝来・・・東山御物~奈良東大寺塔頭四聖坊
~大阪城代土岐丹後守~若狭酒井家・伯爵忠道
所蔵・・・若狭酒井家
☆虹天目(灰被天目)【大名物】
仕覆・・・白地一重蔓宝尽古金襴
覆輪・・・銀
台・・・・青貝輪花梅鉢模様台(蚊籠台)
伝来・・・東山御物~奈良東大寺塔頭四聖坊~東大寺成福院
~古川大和大掾~松谷可十郎~若狭酒井家代々~男爵益田鈍翁
☆埋火天目(灰被天目)【名物】
仕覆・・・更紗
覆輪・・・無
台・・・・朱内黒
書付・・・小堀遠州
伝来・・・小堀遠州~堀田相模守代々~近藤家~
男爵岩崎小弥太
所蔵・・・静嘉堂文庫美術館
☆秋葉天目(灰被天目)【名物】
仕覆・・・丹地風通雲鶴模様
覆輪・・・銀
台・・・・堆朱輪花雲竜模様
伝来・・・伊達政宗代々~加藤正義~岡田茂吉
所蔵・・・MOA美術館
☆珠光天目(灰被天目)
仕覆・・・有紋花色地花鳥唐草繍
覆輪・・・銀
台・・・・亀甲螺鈿
書付・・・小堀遠州
伝来・・・村田珠光~細川家代々・侯爵護立
所蔵・・・永青文庫
伝来・油滴天目
☆油滴天目【大名物・国宝】
仕覆・・・萌黄地金襴
覆輪・・・金
台・・・・紅菊杭、若狭台(江月和尚所持)
盆・・・・若狭盆
伝来・・・関白秀次~西本願寺~三井八郎右衛門
~若狭小浜酒井家代々・伯爵忠道~安宅家~住友グループ
所蔵・・・大阪市立東洋陶磁美術館
☆油滴天目【大名物・重要文化財】
仕覆・・・白小牡丹古金襴
仕覆・・・白小牡丹古金襴
覆輪・・・銀
台・・・・尼崎台(千利休在判)
書付・・・千利休・松平不昧
伝来・・・不明~古田織部~土井台炊頭利勝~豊後日出藩主木下和泉守長保
~松平不昧代々・伯爵直亮
☆油滴天目【名物】
仕覆・・・茶地萌黄唐花天鵞縅
覆輪・・・無
台・・・・芙蓉台
書付・・・小堀宗慶
伝来・・・遠州~不明~藤田伝三郎
~侯爵井上世外・侯爵勝之助~男爵益田鈍翁~梅沢家
所蔵・・・梅沢美術館
☆油滴天目【重要文化財】
仕覆・・・金地色糸牡丹金襴
覆輪・・・砂張
台・・・・青貝市松模様
伝来・・・東山御物~不明~道正庵主味杏堂~藤田徳次郎
所蔵・・・藤田美術館
☆油滴天目【中興名物・重要文化財】
台・・・・青貝菊花台翼十二葉
伝来・・・津田宗及~江月和尚~大徳寺龍光院
所蔵・・・龍光院
☆油滴天目【重要文化財】
台・・・・堆朱牡丹文
伝来・・・不明~岩崎家代々
所蔵・・・静嘉堂文庫美術館
☆油滴天目・星建盞
覆輪・・・銀
伝来・・・尾張徳川家代々・侯爵義親~岩崎家代々
所蔵・・・徳川美術館
☆油滴天目・星建盞
覆輪・・・砂張
台・・・・唐花唐草紋螺鈿
伝来・・・尾張徳川家代々・侯爵義親~岩崎家代々
所蔵・・・徳川美術館
京極関白家肥後 キョウゴク カンパクケ
いつまでか
おきてみるべき
ひかげまつ
露にあらそふ
朝顔の花
ずっと家にいる
何もしたくない
お茶の本でも見ようか
☆曜変天目・稲葉天【大名物・国宝】
仕覆・・・金地二重蔓古金襴
覆輪・・・無
台・・・・尼崎台(紀州徳川家伝来)
伝来・・・徳川本家~小田原藩主稲葉美濃守正則
~小野哲郎~男爵岩崎小弥太
所持・・・静嘉堂文庫美術館
☆曜変天目・水戸天【大名物・国宝】
覆輪・・・金
台・・・・砂張覆輪
伝来・・・家康~水戸徳川頼房~男爵藤田平太郎
所持・・・藤田美術館
☆曜変天目・龍光院天目【大名物・国宝】
覆輪・・・無
書付・・・江月和尚
伝来・・・大徳寺龍光院
所持・・・龍光院
☆曜変天目・油屋天目【大名物・重文】
覆輪・・・銀
伝来・・・堺町衆樋口屋紹札~油屋紹佐~油屋常祐~家康~尾張徳川義直代々・侯爵義親
所持・・・徳川美術館
☆曜変天目・酒井天目【名物】
仕覆・・・茶地焼裂
覆輪・・・真鍮
台・・・・梨花台(利休形、盛阿弥作)
書付・・・片桐石州
伝来・・・姫路酒井家代々・伯爵忠正
☆曜変天目(油滴天目)・加賀天目【名物・重美】
仕覆・・・萌黄地古金襴小牡丹一重蔓
覆輪・・・無
台・・・・尼崎台(砂張覆輪)
伝来・・・松平肥前守代々・侯爵利為~根津嘉一郎
所持・・・根津美術館
六月のつごもりの日よめる
凡河内躬恒
夏と秋と
行きかふ空の
かよひじは
かたへすずしき
風や吹くらむ
今日は朝日カルチャー
夏の茶道具の取合せの授業
蛍、七夕、滝など夏の風趣
洗い茶巾、名水点
夏ならではの点前
いずれも
叶うは良し、叶いたがるは悪し
水音も自然と出た音は良いが
わざとらしいのは宜しくないと
名水は
買える水を使うのはお稽古だけ
朝早く汲んだ名水を使うべし
本来は寅の刻
午前三時~五時に汲む
というが
早起きせねばならず
重たい水を運ばなければならずして
ましてや近くに名水が無い
となると不可能
夏は5月から7月まで
秋は8月~10月
今日もむし暑いが
見上げると空は秋模様だ
花むくげはだか童のかざし哉 芭蕉
木槿咲く塀や昔の武家屋敷 子規
今日は朝日カルチャー
桃山の茶陶
受講者が多く教室は満員
人気の講座なのだろう
年配の男性も熱心に参加している
講義の途中からスライドになるのだが
暗くなると自然と眠くなり
結果 癒される時間となる
若山牧水
君住まず
なりしみやこの
晩夏の
市街の電車に
けふも我が乗る
晩夏とは
「小暑(7月7日頃)から
立秋(8月7日頃)の前日まで」
今日は
読売カルチャーへ
茶話指月集のお勉強
帰りには
横浜そごうの鶴屋八幡に寄る
頼んだお菓子を取ってくる
忘れないように
家で
開けてみると広沢という上用饅頭だった
あれ
頼んだのは日車という
ひまわりのお菓子だった
電話で注文したので
ひぐるま
ひろさわ
ひ が一緒だったから
間違えてしまったらしい
思い込みだ
でも
「広沢」で良かった
使うつもりの銘々皿には
シンプルなお菓子がふさわしい
頼んだ後で後悔していたから
結果「広沢」で良かったんだけれど
もっと確認をしっかりしないと
気を付けよう っと
写真は七月の
ふくもとの鮎ご飯
鮎また食べたい