村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

昔の書を紐解く

2022-08-26 23:02:03 | お勉強

写真は画賛の掛物

賛は 阪正臣バン マサオミ
画は 吉宗耕英の読書図

 賛の読みは
今ばかり
めでたき御世も
ありきやと
むかしの書を
ひもときて見つ
 正臣



 吉宗耕英とは
女性の日本画家
明治19年大阪生。
名はゑい子。上田耕沖、跡見花蹊に学ぶ。

 阪正臣とは
 バンマサオミ
(1855―1931)
歌人、書家。
名古屋生まれ。
幼名は政之介、
字は従叟、
茅田、観石、桃坪などと号し、
居を樅屋と称す。
鎌倉宮、伊勢皇大神宮などに奉仕。
30歳で宮内省御歌所。
華族女学校教授、御歌所寄人を歴任。
難波津会の一員。
穏健で親しみやすい仮名を書き、
女子用の書道教科書にしばしば筆をとったため、
その書風は大いに流行した。

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