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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

掛物ほど

2014-12-30 00:30:32 | 茶道具、古美術、骨董
ヨドバシにノートパソコンを修理に出した
サービスセンターの見積もりでは
修理代結構かさむらしい

まあいいだろう
厄払い 厄払い


淡交テキストの来年度は
稽古場で学ぶ
水屋しごと
1月は掛物を扱う

掛物を掛けることは
出来ることなら
毎日
掛けたり外したり
掛物に関わりたい

掛物は微妙で繊細である
もちろん
強くつかんではならないが
軽くては
落として破いてしまったり
緩んで巻けばしわになっる

掛物を掛ける方法を
本で見て知っているから
今まで
何度か掛けたことがあるから大丈夫
いや 大丈夫ではない
大丈夫だと言える調子をつかむためにも
掛物に触れよう

1月は軸荘りだ



掛物ほど第一の道具はなし、
客亭主共に茶の湯三昧
一心得道の物也
南方録
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水難あり

2014-12-28 23:52:47 | 茶道具、古美術、骨董
写真は
中村梅山造の能絵の汲み出し
浦島太郎の釣り竿と玉手箱かな


水道の蛇口を変えた
シンクの下のものを皆だし
部屋中に広がったまま
水難か

今日は
天井に張り付いてる蛍光灯
名前は知らないがリモコンで明るくも
くらくもなる照明器具を
踏み台に登り取付
成功

エアコンが家に3台あるのだがそのうち一つ壊れた
掃除のロボットが付いているのでフィルターを掃除しなくとも良いお利口なエアコン
診てもらうと
茶室にあるので炭を焚くと出る灰が
フィルターに密着して凄いことになっているらしい
今年は間に合わないので
 来年どうにかしてくれるらしい
頼みますよ電気屋さん

電気屋さんが来たので
ついでにホットカーペットを買った
買ったは良いが取り替える作業は非常に大変
カーペットに乗っているものをどける
まわりを片付け
掃除機をかけ
元に戻す
時間は結構かかったが
気分は良い
綺麗になった所で麦茶を飲もうとし
トトッと麦茶のポットを倒してしまった
その先に立てかけてあったノートパソコンがあり
麦茶を浴びている
急いで綺麗に拭いてみたが
もう遅い
スイッチを入れたがつかない
いやついたと思ったら
恐ろしくもギリギリと音がする
その後きれてしまった

今年5月に買ったのだが
使い始めたのは7月から
まだ半年である
サービスセンターに問い合わすと
基盤がたぶん駄目でしょう
とのこと
修理に出さないとならないか
これも水難だ
ガックリ


と言うわけでしばし
携帯からの投稿
打つのに時間がかかるなあ


茶事茶会のお誘い
有難くも数名様よりコメントあり
取り敢えずお葉書をお出しする
明日投函
頃合いに未着の場合は
再度コメントを乞う
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夜寒 よさむ

2014-12-22 23:41:28 | 茶道具、古美術、骨董
「このお茶碗のお窯元は・・・」

「夜寒焼で・・・」

なんと良い名前なのだろう
夜寒 よさむ だ

印は夜寒や与左む などあるが
読もうとしても
知らないと印はよめない



寒焼は名古屋のやきもの
明治12年 辻鉦二郎が焼いた焼物だ
名古屋の夜寒の里、
料亭酔雪楼の主人辻宗衛は酔雪焼を
その子、辻鉦二郎は 夜寒焼を焼いた

写真の茶碗は印章茶碗と箱書きあり
後日写真をのせる
模様の印章を落款字典でしらべると探幽の印





夜寒焼はその名から
真夏の暑いときでも良いですよと先生に教えて頂いた

夜寒焼は 
茶碗や水指、ぐいのみや火入など
いくつか持っている

風情があり又もの哀しい
夜寒焼は いい






欠け欠けて月もなくなる夜寒哉 蕪村




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冬の雨

2014-12-16 23:02:36 | 茶道具、古美術、骨董
冬の雨火箸をもして遊びけり 一茶


冷たい冬の雨が降っている
きのうのままの茶室は寒い
茶事のあとお弟子様三名が片付けられるものすべて
箱に仕舞ってくれた
あとは干さないと箱に入れられないものばかり残っている
人気のない部屋はヒヤッと冷たい
道具も冷たい




写真は蓋置
木屋町棚をつかったが
中々それに合う蓋置がなく
この二つはなんとか合った
薄茶と濃茶と変えてみた
古銅なので
一日干せばしまえるだろう

網目と鶴丸との二個入り
トロトロの古い箱に書いてある
花押もあるが不明だ




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歌仙画 藤原秀能ヒデヨシ

2014-09-25 22:24:57 | 茶道具、古美術、骨董
藤原秀能 ふじわらひでよし
鎌倉初期の武士、歌人

歌も書いてあるが
絵も歌も
筆者は不明




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花いろいろ・・・宮城野棗

2014-09-22 23:49:15 | 茶道具、古美術、骨董
宮城野・・・
歌枕 「萩」「露」、「鹿」「月」
今の宮城県仙台市の東方一帯の原野
萩の名所として名高い


写真の棗は
松平不昧好みの宮城野棗
伊川院下絵 小島漆壺斎造
朱の研ぎ出し棗
中棗である
甲に伊川院下絵の細かい蒔絵
ふた裏に宮城野と金蒔絵
胴には源俊頼の歌が写真のように蒔絵してある

様々に
心ぞとまる
宮城野の
花のいろいろ
虫の声々

源俊頼 千載和歌集
堀河百首、題は「野」

秋にこそ だ




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すいっちょ

2014-08-27 00:46:41 | 茶道具、古美術、骨董
すいっちょの 
ちよ
といふまで 
間のあらし  実花


すいっちょとは

秋の昆虫 
全身は緑色、
頭部から背中にかけて濃褐色の太い条があるキリギリス。
褐色部分は目に達している。
(よく似たヤブキリでは目に達しない)
夜に活動し、
鋭いトゲのある前脚を使って
ほかの昆虫を捕らえて食べる。
灯火にも飛んでくる。
ズイーッチョン、ズイーッチョンと、
張りのある声でせわしなく鳴く。
この声を、馬を追いたてる声に見立てて
「ウマオイ」という名がついた。とのこと


実花とは

下田実花
山口誓子の実妹
1906明治40年大阪生れ、
4歳のとき母と死別、
下田家の養子となる
養父が亡くなり、
養母の苦労を軽くしようと、
十四歳でお酌になり、
芸妓となった
新橋の名妓として有名だったようだ
ホトトギスの編集委員
77歳で亡くなった
その文字は
無心の少女のようでもあり
また真珠のような艶をも感じる
俳句も文字も
大変好ましい



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古写経

2014-08-13 22:47:58 | 茶道具、古美術、骨董
以前に買った31行の古写経を10枚に切り
表装した
箱書も先生に書いて頂き完成
立派なものになった

経切れは
春秋の彼岸、お盆に利休忌や
仏事に関する時に掛けるつもりだ
まだ軸を渡していない二名の分と並べて掛けた
同じ柄でみな仕立たのだが
三行の方がバランスは良さそう
六行の私の軸は台紙にしわがよって
あまり芳しくない 残念


写経は
中国では、六朝時代に写経が定型化され、
隋・唐のころに盛んに写経が行われるようになった。
日本では673年(天武天皇2年)に
川原寺で一切経の写経が行われたのを創始としている。
そして、奈良時代の天平年間は聖武天皇が仏教を尊信し、
その弘通を図ったため、仏教は空前の隆盛を来たした。
したがって写経が一段と盛んになり、
官立の写経所が設けられ、
また東大寺などにも設置され、
専門の写経生たちによって、国家事業としての写経が行われた。
《ウィキペデイアより》


写経は仏教の経典を写す事、
又は写したものをいうのだが
古写経となると
天平、奈良、平安、鎌倉時代と 
ともかく古いものをいう
写真は
平安時代末の写経

人の寿命は長くとも九十年か百年
実際は還暦を過ぎると、いつ儚くなっても不思議ではない
だが
平安時代の人の手で遥か800年以上前に
一字一字、墨で写された
そう思いつつ、文字を見ていると
有難い 気持ちが湧いてくる
さすが
お盆だから 


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東美 正札会

2014-07-06 00:31:49 | 茶道具、古美術、骨董
東京美術倶楽部にて中元の正札会
ハイキングのつもりで社中と5名で行く

今回は何を買うとの目的もなく
道具を見るのを楽しみとす
入口で
F先生とバッタリお目にかかり
ずっとご一緒した
まずは4階から3階2階と道具を見ながら降りて来る
お顔の広い先生ゆえお声をかける人の多いこと
忙しく、ゆっくり道具も見れないほどだ
ちょっと進めばまた道具屋さん
話しが終われば又違うお人が挨拶に見える
しばし先生をそのままに
私達は勝手に道具を見てまわった
今回は特に欲しいと思う魅力的な道具はなかった
値段は案外安い 
底値かも
お客様もほどほどだが
熱気があまりないように見えた

道具屋さんやお知り合いの方など
たくさんの方を紹介して頂いたが
お道具屋さんは買ってくれてこそお客様
たくさん買うほど顔を覚えてくれる
他の方も一度お名前を伺っただけでは
お互いに覚えられない
もっともお食事かお酒をご一緒すれば大丈夫

2階の済美庵にてお茶が飲める
むかしは無料だった 
1日何度もお茶を飲みに行ったが
いつからか500円になった
以前はS先生その後はG先生がお席を持たれて
道具もお持ち出し、
小さなお茶会といったふうだった
最近は違う
懐紙に鶴屋八幡か吉信かの棹物のお菓子がきたが
楊枝がついて無い
このお菓子を手で食べるのかと
一瞬躊躇したが仕方ない
二口で食べ、べたべたの指を懐紙で清めた

床は松花堂の消息
素面のお礼の手紙だそうだ
床の間に読み下しとその軸の値段が書いてあった
台目の点前畳みに灰の入っていない風炉釜があり
釜と風炉も同じく値段が書いてある
わかりやすい
全ての茶会がそうだと
凄く面白いが
そうなると風情は、皆無 
茶にはならない

あさって月曜日は 7日 
もうすぐ七夕






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古池や

2014-07-04 23:42:54 | 茶道具、古美術、骨董
去年も今頃掛けた画賛の軸だ 
芭蕉の絵に賛は短冊である

俳句はご存じ
「古池や蛙飛びこむ水の音」

筆者は 
三井家八代当主 三井高福 ミツイタカヨシ
文化5年9月26日(1808年11月14日) -
明治18年(1885年)12月20日)は、
幕末・明治初期の実業家。三井家の8代目当主。
幕末維新の際には、幕府と朝廷の間を巧みに動きまわり、
三井財閥の基礎を固めた。
1859年(安政6年)外国奉行所御金御用達を務め、
明治になって政府の銀行行政の実際面で活躍。
第一国立銀行・三井銀行を創立。
三井物産も設立した。
実業家。



京都生。
三井家第八代当主。
字は子成。
号に聴泉。
十三代八郎右衛門を称す。
王政復古ではいち早く新政府への協力を表明、
朝廷に巨額の献金を行い、
新政府の政商筆頭となる。
外国人貿易商社取締総頭取、
東京通商司貿易商社頭取
、第一国立銀行頭取などに就任。
また三井銀行・三井物産を興して三井財閥形成の基礎を固めた。
その他公事業にも尽力し、
明治初期の財・行政基礎確立に貢献した。
明治18年(1885)歿、78才。
《ウィキペディアより》


芭蕉の絵は
四条派の画家 村瀬玉田筆



1852-1917 明治-大正時代の日本画家。
嘉永5年4月8日生まれ。
村瀬双石の養子。
山水・花鳥画を得意とし,
内国絵画共進会などで受賞。
京都から東京にうつり,
皇室御用画を制作したほか,
内外の博覧会に出品した。
大正6年10月12日死去。
66歳。
京都出身。本姓は榎。
名は徳温。
通称は清次郎。
作品に「雉子図」など。
《 日本人名大辞典+Plus》


身近に池はない
蛙の声も
遠い昔に多分聞いた
俳句のその景色を思い浮かべて
ひととき涼しくなった


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畠山美→東美・公開講座・アンティクフェア

2014-06-14 23:54:47 | 茶道具、古美術、骨董
品川で11時に待ち合わせ
タクシーで畠山記念館へ
「茶道美術の玉手箱」明日の日曜まで


伝趙昌チョウショウ筆の国宝・林檎図 
源俊頼の古今集切

源俊頼ミナモトノトシヨリ(1055~1129)は白河天皇の命で「金葉和歌集」撰集
百人一首では
74番 うかりける人を初瀬の山おろしよ激しかれとは祈らぬものを
父は源経信ミナモトノツネノブ(1016~1097)
71番 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く
父子とも能書家である
覚えられない
覚えなければ

着くや否や400円でお薄頂戴し
それから名品をゆっくり拝見した



高輪台駅の近くで昼食 カレーと珈琲
そこからまたタクシーで東京美術倶楽部へ

今日は東美・美術公開講座
会場は一階、二階には講座の「利休、織部、遠州」の展覧道具が飾られている

利休、織部、遠州の茶杓 ガラス越しでなく
直に拝見できる
早めに着いたので済美庵にはまだ人も少なく
利休作の花入、与次郎の釜、水指は備前種壺、利休のケラ判のある黒大棗、原叟箱
黒楽は長次郎、茶杓は利休作など
近々と拝見
月の間には
利休の消息が2幅 花入、水指、茶器、長次郎黒楽の箱が飾られ
黒織部と熊川茶碗
何一つ手に取れないがお願いすれば高台を見せてくれる
織部と遠州の茶杓と筒 
席に戻ってもまだ始まらない
再度 道具の拝見
早く行くは三文の得

講義はテンポよく進む
が又も一番前で舟を漕いだ

東美、三階と四階ではアンティーク・フェア開催
茶道具ばかりでは無いが
日本各地の古美術店が出店
二月堂焼経の値段を聞いたところ120
芙蓉手染付10枚で50
明日の日曜日10時から5時まで
入場は無料

たっぷり美術品を見たせいだろう
心は満ち足りている



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いずれ いずれは・・・

2011-03-16 23:17:28 | 茶道具、古美術、骨董
今また茨城に震度5の地震があった

お茶の稽古がないと
する事がない
する気がしない

想望庵さまに電話すると
今日はバレエのお稽古には行ったと
家にいるより 出かけると気が紛れると
松籟庵さまはお勤めに出かけたというし
紫兎庵さまは今日はお茶の稽古で
いつもと同じだという

普段の事を
普通にする事
あたりまえに出来る事
いまのところ私めには それが出来ないが
いずれ
いずれ
来る

茶飯釜に掛ける予定だった懐紙

君が為に若菜が生い茂る
それまでジッと待つだけだ

春日同詠若菜知時

つみはやせ
若菜は千代の春の野に
おいいずるさへ
君が為なる

作者は
風早実種 かざはや-さねたね

1632-1711
江戸時代前期-中期の公卿(くぎょう),香道家。
寛永9年8月17日生まれ。
姉小路公景の次男。
風早家の祖。
千宗旦,烏丸光広に師事
香の奥義をきわめた。
正二位,権中納言。
宝永7年12月24日死去。79歳。
通称は三位。




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高麗茶碗 絵高麗

2010-06-11 23:26:34 | 茶道具、古美術、骨董
新宿の茶道具屋の青松園へ

売り出しなので
モリーナさんと二人で行く

待ち合わせが12時少し前 
新宿に着いたらすぐ食事だと勝手に思っていたら
モリーナさん何と一日二食だそうだ
残念だが昼抜きを覚悟せねば
「でも朝が少しなのでご一緒してもよいですよ」と
優しくおっしゃては下さり少し安心
しかし着いたらすぐ昼食
は無理のようだ
展示会場へは車で送ってもらい
あれこれと見る
モリーナさんも買い物する
何となくお腹がすいた
途中でお薄を一服頂いたが・・・
もう四時になっている
どうりで お腹がすいたはずだ

小田急の地下でイタリアンのランチを食べる
ここは何と5時までランチがある
鶏のひき肉と筍のトマトソースのスパゲッティに
パンが一切れ
これにスープとサラダが付く 
ランチで880円か980円 
コーヒーを付けたら1,080円 
買い物も済んだし
お腹も満足

私めは 必ずもう一食は間違いなく食べる
が・・・
モリーナさんは今日の食事は終わりでしょう
この差は
二人の体型に如実に表れて・・・

今日モリーナさんが買ったものの中に絵高麗茶碗の写しがあった

絵高麗茶碗は
高麗とあるが中国の茶碗だ
中国明時代の 磁州窯の茶碗
灰色の土に白泥で化粧して
鉄釉で模様を描き
透明釉を掛ける
梅鉢の文様がよくある

中国製なのに高麗とは面白い
唐津なのに奥高麗とかもある
陶器の名称はその真実を言っているのではないから
ひとつ一つ覚えねば

茶の湯の茶碗は
桃山時代には
唐物の天目や青磁に代わり
高麗ものが主役になる

古雲鶴、三島、刷毛目、粉引、堅手、井戸は見立
魚屋、伊羅保、御所丸、蕎麦などは注文したもの
御本茶碗は
正保元年1644享保二年1717に倭館で焼いた
寛永年間には遠州の綺麗さびの世界が広がる
半使、金海、呉器、
ほかのは御本、玄悦、茂山、弥平太
これらの名前を聞いてすぐ思い浮かぶように

何だかわからないものは自分で買うと良く分かるようになるが
本物はそうそう簡単に買えない
まあ写し物でもいい
良く見て
よく使えば・・・
益々
茶の湯がたのしくなる




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高麗象嵌青磁

2009-08-11 23:59:49 | 茶道具、古美術、骨董
川崎の桜本で焼き肉を馳走になった
焼き肉を食べたのは何回目だろうか
指で数えられる程だ
うましこと…
幸いなり
ご馳走さまでした
感謝!

そのテーブルの横の棚にいとも何気なく陶器の花瓶がズドン飾ってあった
誰の興味もひかない

今のものだが
高麗雲鶴象嵌青磁だ
さすがコリアンタウン
写真は高麗象嵌青磁
久し振りに出してみた
これは時代だ
小さい目跡が高台の内側にある
手に取ると嬉しい気分が湧いてくる
不思議




さあこの茶碗で一服しようっ
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掛仏

2009-08-03 23:13:50 | 茶道具、古美術、骨董
虎ノ門の松留さん
外から眺めると、小さな仏像らしきもの
何ですか?
掛仏 です と
俊一さま
二寸ほどの仏様
なんと愛らしきお顔をなさっておられることか…お写真に撮らせて頂き
取置き頂いた香合と
軸を抱えつ、
仏様のお顔を
思い浮かべて
帰る

仏教美術を茶の湯に取り入れた鈍翁
探幽秘蔵の弘法大師筆「崔子玉座右銘」一巻を入手した折、
翌年明治28年の大師の命日に
自邸に好事家を招いて披露に及んだ、「大師会」だ
会の参加希望者が多く、
一度に多くの客を招く大寄茶会が始まる

西の光悦会 東の大師会といわれる2大茶会だ

この頃は政財界の数寄者が綺羅星のごと現れ
たくさんの茶道具や美術品が光を集めた





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